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経営戦略におけるAIの重要性が高まる中、もはやあらゆる企業にとってAI技術の活用は避けて通れない経営課題となっている。全国に百貨店を展開する老舗企業・大丸松坂屋百貨店も例外ではない。明治維新の文明開化から高度経済成長、バブル経済を経て、時代の変化に応じて事業を進化させてきた同社は、今どのようにAI技術を活用し、新たな事業展開を図っているのか──。事業責任者に実情を聞いた。
厳しさが続く百貨店業界……「サブスク×AI」に活路
「小売業界のトレンドや構造的変化は、20~30年ごとに訪れるものです。当社が次なる成長の糸口として注目したのが、サブスクリプション市場でした」と話すのは、大丸松坂屋百貨店 経営戦略本部 DX推進部 部長の田端 竜也氏だ。
その活路として誕生したのが、百貨店業界初のサブスクリプション型ファッションサービス「アナザーアドレス」である。2021年3月にスタートした本サービスは、440を超える国内外のデザイナーズブランドの中から自由にアイテムを選び、定額でレンタルできる点が特長だ。月額料金には送料やクリーニング代も含まれており、いつでも返却可能な利便性も備えている。
かつて日本には、デザイナーズブランドを日常的に楽しむ文化が根づいていたが、田端氏は「今ではファッションを心から楽しむ人が減っている」と指摘する。
そうした現状を踏まえ、本サービスはファッションの魅力を再発見してもらうことを目的として展開されており、AI技術の活用などによって事業開始からわずか1年半で約25万人の会員登録を獲得するなど、順調な成長を見せている。
具体的にどのようなビジネスモデルなのか、次ページで詳しく解説する。
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・「今どき消費者」がドハマりするビジネスモデル
・競合ECとの違いは? 課題浮き彫りに……
・課題解決に導く“2つのAI技術”
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