記事 競争力強化 【日本型コーポレートガバナンスを求めて】顧客満足とコーポレート・ガバナンス 2009/07/30 コーポレート・ガバナンスとは、狭義には経営者の暴走を阻止する仕組みや不正防止のシステム構築を指す。しかし、CSR(企業の社会的責任)を重視し、嶋口教授の提唱するビューティフル・カンパニーを志向するためには、より幅広い視野でこの問題を捉える必要がありそうだ。嶋口教授は、長期的な視野に立って企業の株主価値を高めるためにも、顧客に愛される企業づくりが不可避であると強調する。今回は、そのための方法論について掘り下げた。
記事 CSR 【民主党藤末氏コラム】「和をもって尊しとする会社へ!」 2009/05/18 日本企業の経営者のマインドが欧米化していると懸念を抱くふじすえ健三氏。このままでは日本企業はますます弱くなると警笛を鳴らす。では今、何をすべきか?大反発を覚悟でやるべき事を提言する。そのキーワードは、「和をもって尊しとする会社へ!」だ。
記事 CSR 【中央大学 土居範久教授】“事故前提社会”の考え方のもと、企業は情報セキュリティガバナンスの確立を 2009/03/16 高度にネットワーク化された情報社会では、一企業が引き起こした事故・トラブルが、社会的にも多大な影響を与えることがある。したがって、企業にとって、情報セキュリティ対策は自社の利益を守るだけでなく、CSR(企業の社会的責任)の1つでもある。ただし、一企業だけでの対策には限界がある。そこで必要になるのが、国レベルでの制度・仕組みである。
記事 内部統制 内部統制最前線(1):東京ガスのERMへの取り組み(前編) 2008/09/19 いよいよ日本版SOX法が適用される2009年3月期決算が間近に迫ってきた。上場各社の内部統制に対する取り組み状況は今どうなっているのか、さらにはアフターJ-SOXも見据えて担当者は今一体何をするべきなのだろうか。今回お伺いした東京ガスでは、5年間ERM(Enterprise Risk Management=全社的リスクマネジメント)推進に取り組んでいる。内部統制を考えるうえでも重要なERMとは何か、取り組みのポイントなどについて、東京ガス 吉野 太郎氏と日本マネジメント総合研究所の戸村氏に語り合ってもらった。
記事 環境対応 【インタビュー】新発想のデータセンター設計で省電力化を進めるAPC 2008/02/20 APCは、電源・ラック・冷却装置、それらを統合的に管理する管理システムもラインアップしている物理インフラの総合ベンダである。データセンターはもちろん、自社にサーバルームを持つような企業にも、グリ―ンIT実践に効果的なソリューションを提供してくれる。近年、APCが特に力を入れているのがデータセンターのグリーン化だ。実は、ほとんどのデータセンターで消費される電力のうち、情報機器が消費しているのは半分に満たない。大半の電力はサーバルームの冷却や電源装置の維持に消費されており、しかもそれが大きな無駄を生みだしているのだという。
記事 ブランド向上・マーケティング・PR 【戦略的マーケティング/第5回】企業の社会的責任 2008/02/06 今日、多くの企業にとって社会貢献活動は避けて通ることができなくなっている。今回は企業の社会的貢献について、マーケティング戦略の視点から考察する。
記事 競争力強化 【日本型コーポレートガバナンスを求めて】社外取締役に求められるものとは/ 法政大 嶋口充輝教授 2007/11/05 不二家やパロマ、リンナイ、日興コーディアルグループなど、企業の責任が問われる不祥事や重大な事故が相次いでいる。コーポレート・ガバナンスやCSRが叫ばれて久しいが、一部の企業における隠蔽体質や甘い管理体制はなくならない。しかし、こうした不祥事や事故は、一夜にして企業が長年培ってきた信用を失墜させてしまう。では、企業はどのようにして株主価値を担保し、社会に愛されつづけるためのコーポレート・ガバナンスを保つべきなのか。長年、大学に席を置きながら、東芝やライオンのアドバイザリーボード、エーザイ、石井食品、ライオン、ベルシステム24の社外取締役などを務めてきた嶋口充輝教授に、その経験を踏まえたヒントを聞く。
記事 CSR 企業の社会的責任(CSR)を支えるセキュリティソリューション 2006/10/13 日本版SOX法への対応や情報セキュリティ問題への対策など、企業はその「社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)をどう果たすかという問題に直面している。セキュリティ対策のポイントと経営者の役割について、ウッドランド 代表取締役社長の安延申氏に語ってもらった。