記事 その他ハードウェア AI・IoTが“米国の原子力発電”レベルの電力を食い尽くす AI・IoTが“米国の原子力発電”レベルの電力を食い尽くす 2019/08/02 データの需要が増え続け、今後はIoTやAIアプリケーションの増加がもたらすエネルギー消費が問題となる。7月にサンフランシスコで開催されたセミコン・ウエストで基調講演を行ったApplied Materials CEO ギャリー・ディッカーソン氏は、こうした問題を解説し、さらに低エネルギーのメモリシステムの必要性について説明した。7月に同社が行った日本企業 KOKUSAIの買収の意義も含め、処理データが増えることで生まれる問題を読み解く。
記事 量子コンピューター ビジネスを変える「量子コンピューターの勘所」を解説、今備えるべきことは何か ビジネスを変える「量子コンピューターの勘所」を解説、今備えるべきことは何か 2019/07/31 現在、日本でも従来型のコンピューターとは構造や特性が異なる「量子コンピューター」の開発が進んでいる。量子コンピューターと聞くとあまり馴染みがないように感じるかもしれないが、近い将来一般的なビジネスパーソンの仕事にも関係し、大きな成果を上げる可能性を持つ領域なのだ。今後、ビジネスパーソンは量子コンピューターについてどのようなことに備えればいいのだろうか。
記事 その他ハードウェア IBMの量子コンピューター「IBM Q」は従来型コンピューターと何が違う? IBMの量子コンピューター「IBM Q」は従来型コンピューターと何が違う? 2019/07/25 サンフランシスコで開催されたセミコン・ウエストで、IBMは次世代量子コンピューターについての基調講演を行うとともに、世界初の商業用量子コンピューターとして注目を集めるIBM Qの原寸大モデルをブースにて展示した。今後スケールアップが図られるQはさまざまなアプリケーションに用いられ、ビジネス界の構造を変える鍵となるかもしれない。
記事 その他ハードウェア 米国が量子コンピューター団体「QED-C」を設立、企業・政府・学校は連携できるのか? 米国が量子コンピューター団体「QED-C」を設立、企業・政府・学校は連携できるのか? 2019/07/22 7月にサンフランシスコで開催されたセミコン・ウエスト。半導体に関連するさまざまな企業が最新のテクノロジーを展示する場だが、同時に教育の場でもあり、学生を雇用するフェアも併設など、産業全体の将来と発展を考えた場にもなっている。ここで米国を挙げての量子コンピューター開発への取り組みとしてQED-Cの設立が発表された。今回はこの取り組みの概要を解説しよう。
記事 その他ハードウェア ドローンやウエアラブル、新時代のデバイス9種を「生かし切る」3つのポイント ドローンやウエアラブル、新時代のデバイス9種を「生かし切る」3つのポイント 2019/07/11 センサーや監視カメラといったさまざまな機器から得たデータを活用する「IoT(Internet of Things)」やスマートグラスやスマートウオッチに代表される「ウエアラブル端末」。これらの新しいデバイスによるIT活用への取り組みは企業がデジタル時代を生き抜く上で無視できなくなりつつある。こうした新しいデバイスによるIT活用は業種によって適用場面も大きく異なるが、中堅・中小企業が取り組む際に最も留意すべきポイントとは何か?「業種を意識しつつ、業種に縛られない」をメインテーマに、最新の調査データを踏まえながら探っていくことにする。
記事 量子コンピューター 【図解】量子コンピューター開発競争、日本の現状は?なぜ米中に負けないと言えるのか 【図解】量子コンピューター開発競争、日本の現状は?なぜ米中に負けないと言えるのか 2019/07/03 1 現在、欧米諸国とともに、日本でも従来型のコンピューターとは異なる仕組みで動作する「次世代コンピューター」の開発競争が巻き起こっている。その分野の1つが量子コンピューターだ。なぜ日本は量子コンピューター開発に挑むのか。経産省の担当者に聞いた。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ Apple Arcade と Google Stadiaを比較、ゲーム市場で勝つのはどちらか? Apple Arcade と Google Stadiaを比較、ゲーム市場で勝つのはどちらか? 2019/05/27 令和元年は、ゲーム業界が大きく変わる年になるかもしれない。米アップルと米グーグルの2大テック企業は2019年3月、サブスクリプション型ゲームサービスの開始を予告した。Netflixを始めとするサブスクリプション型サービスで映画業界のビジネスモデルが変わってきたように、ゲーム業界にも変革の兆しが見られる。今後ゲーム業界の勢力図は、どのように塗り替えられるのだろうか。両社のサービスから、その未来を紐解いてみたい。
記事 IT戦略・IT投資・DX HCIは“主流”になるか、NutanixとMS、AWSが火花を散らすワケ HCIは“主流”になるか、NutanixとMS、AWSが火花を散らすワケ 2019/01/24 本連載では、ITトレンドから毎回ホットなキーワードを取り上げ、その最新動向とともに筆者なりのインサイト(洞察)や見解を述べたい。第7回目に取り上げるキーワードは、急成長を遂げている「HCI(ハイパーコンバージドインフラ)」。今回の主題は「HCIはハイブリッドクラウド基盤の主流になるか」である。
記事 量子コンピューター デンソーが世界最大級の量子コンピューター国際会議で喝采を浴びた理由 デンソーが世界最大級の量子コンピューター国際会議で喝采を浴びた理由 2018/12/13 デンソーと東北大学量子アニーリング研究開発センターはこの秋、米国テネシー州で開催された 量子コンピューター(量子アニーリングマシン)を展開するD-Wave Systems主催の世界最大級のカンファレンス「Qubits North America 2018」で、共同研究を発表した。カンファレンスでは、量子アニーリングマシンを活用した応用事例が数多く報告され、デンソーと東北大が発表した共同研究内容は喝采を浴びることになった。発表の当事者である筆者が解説する。
記事 システム開発ツール・開発言語 レンズを16個も搭載、Light(ライト)がカメラ・メーカーを目指さない理由 レンズを16個も搭載、Light(ライト)がカメラ・メーカーを目指さない理由 2018/12/04 Light(ライト)が開発したデジタルカメラは16個ものレンズを搭載する。一度シャッターを切ると、異なる焦点距離を持ったレンズから複数の画像を撮影した後、先進的な画像処理技術により、高品質な1枚の画像を作成する。その高度な画像処理技術は、高品質な画像が求められる自動運転やロボットへの転用が期待される。
記事 ID・アクセス管理・認証 「ネットワーク分離」でもデータを手軽で安全に受け渡す方法 「ネットワーク分離」でもデータを手軽で安全に受け渡す方法 2018/08/30 企業や政府機関などの組織における情報漏えいインシデントは連日のように報じられている。セキュリティ企業からはさまざまな対策製品が提供されているが、最も有効とされる対策の1つが、「ネットワーク分離」だ。すでに全国の自治体では、総務省からの指導に従ってインターネット接続系とLGWAN接続系、マイナンバー利用事務系の三層のネットワーク分離を進めたが、データを受け渡すような実運用では業務効率化を阻害する問題も起きている。何かと不便なネットワーク分離における情報の受け渡しを手軽に、安全にするために必要なポイントを整理する。
記事 システム開発ツール・開発言語 米国で「電動キックボード」が大流行、しかし次々に破壊される 米国で「電動キックボード」が大流行、しかし次々に破壊される 2018/08/23 米国は公共交通の課題を抱えている。たとえばロサンゼルスでは公共交通が全体をカバーしきれていない。これを埋めるために「最寄駅から自宅まで」のラストマイル移動を提供する動きがある。ウーバーなどのライドサービスもその一つだが、このところ急速に広がりを見せるのが電動キックボード(electric scooter)の存在だ。ところが今、電動キックボードへの反発が広がり、ビジネス存続の危機に陥っているという。
記事 その他ハードウェア ネットワークカメラのAIやIoT活用、立ちはだかる「お家事情」とその解決方法 ネットワークカメラのAIやIoT活用、立ちはだかる「お家事情」とその解決方法 2018/06/29 防犯対策として広く利用されている監視カメラ。従来のアナログカメラからネットワーク接続が可能なネットワークカメラへの需要が増したことで、新しい用途への活用が進んでいる。中でも、人工知能(AI)やIoTといった新しい技術との融合により、さらに新しい付加価値が生まれつつある。しかし、その構築・運用には日本固有の問題もあるようだ。ネットワークカメラの現状を展望するとともに、導入に向けた課題の解決策を探る。
記事 製造業界 コネクテッドカー関連市場、2025年に2兆円規模に コネクテッドカー関連市場、2025年に2兆円規模に 2018/01/24 矢野経済研究所は1月、国内コネクテッドカー関連市場に関する調査結果を発表した。2016年度に4000億円程度の市場は2020年には1兆、2025年には2兆円規模になるというが、どんなサービスが展開されるのか。
記事 その他ハードウェア 4割が「流行る」と回答するスマートスピーカー、その購入意欲と期待値の理由 4割が「流行る」と回答するスマートスピーカー、その購入意欲と期待値の理由 2017/12/19 スマートスピーカーの発売が相次いでいる。2017年10月5日には、LINEの「Clova WAVE」が、10月6日にはGoogleの「Google Home」が、11月15日にはAmazonの「Amazon Echo」が発売開始され、話題は加速しているものの、一般の消費者にはどのように受け取られているのか。マクロミルの調査では4割が「流行る」と回答しているが、消費者はどんな意欲があり、何に期待しているのだろうか。
記事 メタバース・VR・AR・MR・SR・xR VR・MRのマネタイズ方法、62事例から見えたビジネスモデル9種で理解する VR・MRのマネタイズ方法、62事例から見えたビジネスモデル9種で理解する 2017/11/02 注目を集めるVR(仮想現実)・MR(複合現実)だが、その市場をさらに拡大するためには、魅力的なハードウェアやコンテンツの拡充に加えて、より多くのユーザーへの露出やマネタイズが次の課題となる。VR・MRに関連した国内外の62社およびサービスから9種類のビジネスモデルが見いだされた。マネタイズの成功の鍵は、VRコンテンツの企画から販売までビジネス全体を設計すること、利用者のニーズに特化したソリューションを提供すること、適するパートナリングを構築することだ。
記事 AI・生成AI Amazon Alexaとは何か? アマゾンの音声認識技術の使い方を基礎から解説する Amazon Alexaとは何か? アマゾンの音声認識技術の使い方を基礎から解説する 2017/10/03 今、主要ITベンダーがこぞって開発投資を行っている分野がある。音声認識技術だ。マイクロソフトの「Cortana」やアップルの「Siri」、グーグルの「Google Assistant」などがそれにあたる。それをけん引するのが、アマゾンの「Amazon Alexa」だ。日本版も年内に提供されることが決まった。Alexaはサードパーティが自社製品に組み込めるエコスシテムを構築しており、今後「声」をソースとしたさまざまなデバイスが登場すると期待されている。ここではAlexaに焦点を当て、その仕組みや構成要素を基礎から解説するとともに、ビジネスにおける音声認識技術の可能性を解説していく(2017年10月13日一部更新)。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 日米報道で異なる東芝メモリ売却の現実、なぜ「ウエスタンデジタル勝利」なのか 日米報道で異なる東芝メモリ売却の現実、なぜ「ウエスタンデジタル勝利」なのか 2017/09/05 東芝の米原子力事業における巨大損失を穴埋めする目的で行われる半導体事業の東芝メモリ売却を巡り、協業先の米ウエスタンデジタル(WD)との泥沼訴訟、売却先候補の二転三転、関係各国で予想される独占禁止法審査の難航などで、迷走が続く。国内メディアでは「結末が見えにくくなっている」という論調が支配的だ。だが、一方の米国のメディアや投資サイトでは、「WDによる買収は確実だ」「最終的には、WDが東芝メモリの議決権をコントロールする」との声が、確信をもって語られている。論拠は何なのか。なぜ、こうした認識の差が日米間で生まれるのか。米論壇の声をまとめてみた。
記事 その他ハードウェア スマートスピーカーによる「家庭向けIoT」競争、アップルがアマゾンに勝てない理由 スマートスピーカーによる「家庭向けIoT」競争、アップルがアマゾンに勝てない理由 2017/07/11 アップル「HomePod」の参入により、スマートスピーカーによる「家庭内IoT」の普及競争が始まっている。アマゾン、グーグル、マイクロソフト、アップル、そして数々の新興メーカーがしのぎを削る中で、消費者は何を基準にデバイスを選び、どのように利用して行こうとしているのか。消費者の決め手は価格にあるようだが、今後のカギを握るのは、ある事業者との協業という声もある。
記事 プリンタ・複合機 今さら聞けない3Dプリンターの基本と仕組み、どんな事例があり、どこがシェアトップか 今さら聞けない3Dプリンターの基本と仕組み、どんな事例があり、どこがシェアトップか 2017/03/29 「企業のものづくりを革新する」「個人でもモノづくりができるようになった」という文脈でよく取り上げられる3Dプリンターだが、ここ数年で急激に普及したのには理由がある。3Dプリンターの仕組みを知るには、その歴史をひも解くとわかりやすい。本稿では複合技術の固まりとも言われる3Dプリントの基礎知識、ならびに市場動向や主要製品のシェアなどをまとめてみよう。
記事 経営戦略 アンダーアーマー「UA Architech」はなぜ即完売した? 3Dプリンタシューズ設計の秘密 アンダーアーマー「UA Architech」はなぜ即完売した? 3Dプリンタシューズ設計の秘密 2017/03/23 グローバルなスポーツ用品メーカーは、3Dプリンティングを活用した製品開発を進めている。アンダーアーマーは、各社に先んじて3Dプリンティングを利用し、ラティス構造のミッドソールをトレーニングシューズとして初めて採用。2016年3月にリリースされた3Dプリンティングを採用したシューズ「UA Architech」を1足299ドルで販売したところ、即完売となる。設計に携わったボルチモアに本部を置くアンダーアーマーの設計・製造イノベーション部門の担当ディレクター、Alan Guyan氏のインタビューを紹介しよう。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 偽造クッキー(Cookie)で大量アカウント流出、米ヤフーが2年間気付けなかった理由 偽造クッキー(Cookie)で大量アカウント流出、米ヤフーが2年間気付けなかった理由 2017/03/22 3月1日、米Yahoo!(以下、ヤフー)は、過去に発生した2件の大規模なサイバーインシデントによる被害を発表し、米証券取引委員会(SEC)に詳細を報告した。2件のインシデントとは、2014年に発生した5億人分のアカウント情報の漏えい(すでに公表済)と、新たに発覚した2013年の10億人のアカウント情報の漏えいのことだ。この攻撃の中で、3200万人のアカウントに対し、偽造クッキーによる不正アクセスも確認された。偽造クッキーとはいったいどのように造られ、どのような被害を及ぼすのだろうか。
記事 スマートフォン・携帯電話 ディスプレイ市場調査:「折りたたみ式」も登場、次期iPhoneの有機EL化でどう変わるか ディスプレイ市場調査:「折りたたみ式」も登場、次期iPhoneの有機EL化でどう変わるか 2017/03/15 フラットパネル・ディスプレイ(FPD)市場で大きな影響を持つiPhone。その次期製品であるiPhone 8(仮)では、有機EL(OLED/AMOLED)ディスプレイが採用されるという噂がささやかれている。さらには世界最大の家電見本市、CES2017でもOLEDを採用した製品が数多く登場しており、車載用をはじめ、IoTの進展が新たな需要喚起につながる見通しも出てきた。ディスプレイ市場に詳しいIHS Markit テクノロジーの謝勤益(David Hsieh)氏がFPD市場の現状と今後の動向について解説する。
記事 スマートフォン・携帯電話 村田やアルプス、TDKの優位は「スマホで動画」ブームを考えれば揺るがない 村田やアルプス、TDKの優位は「スマホで動画」ブームを考えれば揺るがない 2017/03/13 全世界的にITを使った「動画再生」に対するニーズが高まっている。原動力はYouTubeをはじめとするコンテンツの充実はもちろん、動画解析技術の向上やモバイル網の高速化などあるが、スマートフォン(スマホ)をはじめとするモバイル機器の電子部品を手がける村田製作所やアルプス電気、TDKのようなメーカーによる技術革新もそれを支える。現状、スマホ市場そのものは停滞気味だが、求められるスペックは高度化しており、それに対応した先進的な技術を持っている日本の部品メーカーの優位は当分、揺るぎそうもない。
記事 市場調査・リサーチ 国内家電・IT市場、4Kテレビや小型生活家電は成長も「1.5%減の7兆円」 国内家電・IT市場、4Kテレビや小型生活家電は成長も「1.5%減の7兆円」 2017/02/21 GfKジャパンは21日、全国の有力家電・IT取扱店から集計したPOSデータなどをもとにした2016年の家電およびIT市場の販売動向を発表した。2016年の家電小売市場規模は、前年比1.5%減の7兆円となった。大型生活家電は、洗濯機やエアコンなどの価格上昇によって金額は前年比2%の増加。小型生活家電も、空気清浄器、ドライヤー、オーブントースターなどが成長し前年を上回った。一方でIT関連製品は、パソコン本体と周辺機器の需要減が続きマイナス成長となった。AV関連製品は、4Kテレビの伸長というプラス要因もあったが、薄型テレビをはじめとした主要製品の需要減を補えず6%減となった。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 OneWeb(ワンウェブ)とはいかなる企業か?ソフトバンクが衛星通信事業に出資のワケ OneWeb(ワンウェブ)とはいかなる企業か?ソフトバンクが衛星通信事業に出資のワケ 2017/02/03 米国のベンチャー企業「OneWeb(ワンウェブ)」は、人工衛星から電波を飛ばし、通信インフラの届かない地域にもインターネットを届ける技術を開発しています。クアルコムやエアバスといった通信会社やメーカーが続々とワンウェブに投資していますが、特に注目されたのは2016年12月、ソフトバンクが同社に10億米ドルの投資をするというニュースです。ワンウェブではソフトバンクらから得た資金を使って、米国フロリダ州に世界唯一の大量衛星製造工場を建設することを計画。一週間につき15基もの衛星を従来よりもかなり低コストで製造できる仕組みを作ろうとしています。
記事 IoT・M2M・コネクティブ 2017年に注意すべきサイバー攻撃は? セキュリティ3社発表から大予測 2017年に注意すべきサイバー攻撃は? セキュリティ3社発表から大予測 2017/01/06 12月に入ると各セキュリティベンダーが翌年のサイバー攻撃に関する動向予測や予想を発表する。各社が持つセキュリティラボの最新情報を駆使し、来年の注意すべき攻撃やセキュリティ動向を分析した結果をブログやプレスリリースで公開する。全体のトレンドとして共通する部分はあるが、それぞれ特徴的な予測がなされている。ランサムウェアやIoT機器、自動運転やドローンといったテクノロジーのセキュリティはどうなるのか。トレンドマイクロ、シマンテック、インテルが発表した2017年のセキュリティに関するトレンドから主なものを紹介しよう。
記事 経営戦略 2030年、技術革新から創出される6つの「新たな職業」 2030年、技術革新から創出される6つの「新たな職業」 2016/12/26 ロボット、3Dプリント、人工知能、ジェネレーティブ・デザインといった高度なテクノロジーによって、製品の設計や製造方法が変化しています。この変化が世の中に与えるインパクトは大きく、新たな産業革命と呼ばれています。これは人の仕事を「機械がとって代わる」ことを意味しているのでしょうか。2030年という近未来に誕生している可能性があるデザインとエンジニアリング関連の新たな「6つの職業」を予想します。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE いつの間にか増えたIoT「スマート家電」に必要なセキュリティ対策とは いつの間にか増えたIoT「スマート家電」に必要なセキュリティ対策とは 2016/12/14 家庭内にもスマートTV、WebカメラやセンサーデバイスといったIoT機器が浸透しはじめているが、これらは特定機能に特化しており、セキュリティ機能を十分に実装できないデバイスも多い。これらをサイバー攻撃から守るために、家庭内IoT機器の攻撃や危険な通信をしないように家庭内のネットワークを監視してくれる機器が発売された。家庭内のIoTデバイスを守る方法として、このアプローチは定着するのだろうか。
記事 製造業界 ウクライナ「大規模停電」で注目、重要インフラのセキュリティはどうすれば守れるか ウクライナ「大規模停電」で注目、重要インフラのセキュリティはどうすれば守れるか 2016/11/25 2015年12月、ウクライナで発生した大規模な停電。被害規模140万人とも言われるこの停電の原因は、サイバー攻撃によるものと発表され、国が公式に重要インフラに対するサイバー攻撃を認めた例としても注目された。攻撃の詳細は解明されていない部分があるが、各機関の調査の中で制御システムのシリアルインターフェイスの脆弱性が浮かび上がった。以前に話題になった産業制御システムの問題とほぼ同じ構図だが、昨今のIoT時代への影響を考えてみたい。