記事 セキュリティ総論 【NETWORK Guide】Winny対策ガイド 【NETWORK Guide】Winny対策ガイド 2006/04/25 2006年前半は、Winnyを介した情報漏洩が空前の大ニュースとなった。企業の業務ファイルから、国防に関わる機密データまで、あらゆるデータがWinnyネットワークを介して全世界へと流出してしまった。ここでは、今後情報漏洩事件を引き起こさないためにはどうすればよいのかについて、情報漏洩の流れと対策を解説する。
記事 IP電話、固定電話 IP電話の活用で経営革新を実現する IP電話の活用で経営革新を実現する 2006/04/04 IP電話とは、通常の電話網ではなく、VoIPという技術を使用して音声通信にIP網を利用する電話サービスのことだ。ADSLや光ファイバーなどブロードバンド環境はすでに一般的となり、様々なデータを送受信する事ができる。その「ブロードバンド」を活用して、『声』のデータを送受信するのがIP電話だ。 大手企業中心に導入が始まったIP電話も、ここ数年は中小企業での導入が本格化している。通信コスト削減だけではなく、働き方やコミュニケーションをかえることで経営革新を実現するためのソリューションとして注目されている。
記事 IT戦略・IT投資・DX 【連載】ITと企業戦略の関係を考える[第1回/全5回] 【連載】ITと企業戦略の関係を考える[第1回/全5回] 2006/04/04 もう3年ほど前になるが、ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)の2003年5月号に ”IT Doesn’t Matter” という論文が掲載された。著者はニコラス・G・カー(Nicholas G. Carr)、ビジネス戦略と情報技術に関して数多くの記事や論文を書いている著述家で、現在はコンサルタントと紹介されることもある。
記事 セキュリティ総論 経営に必要な情報セキュリティマネジメントの要諦(4)【連載最終回】NRIセキュアテクノロジーズ 経営に必要な情報セキュリティマネジメントの要諦(4)【連載最終回】NRIセキュアテクノロジーズ 2006/03/28 過去2回で主に経営が取り組むべきこととして、「可視化」、「仕組み化」というキーワードで説明してきた。今回は、もう1つのキーワードである「現場化」についてお話しよう。
記事 IP電話、固定電話 マンダリンオリエンタル東京、国内ホテル初の1300回線規模のIP電話システムを導入 マンダリンオリエンタル東京、国内ホテル初の1300回線規模のIP電話システムを導入 2006/02/21 マンダリン オリエンタル 東京において、全客室用(179室)と業務用あわせて1300回線規模のIP電話システムを中心とするブロードバンド基盤を構築した。国内ホテルにおけるIP電話システムの全面導入は初めてとなる。システムの構築はNECおよびNECネクサソリューションズが行った。
記事 その他 セキュリティに関する不吉なお告げ?IBMがセキュリティーに関する2006年の見通しを発表 セキュリティに関する不吉なお告げ?IBMがセキュリティーに関する2006年の見通しを発表 2006/02/14 IBMは「2005 Global Business Security Index Report」の内容を発表し、2006年に起こる可能性があるセキュリティーの脅威に関する早期見通しを公表した。この報告書は、IBMのグローバル・セキュリティー・インテリジェンスチームによるもので、今後サイバー犯罪は、「世界的に蔓延する」タイプのものから「脅迫を目的として特定の組織をターゲットとする小規模で密かな攻撃」へと根本的に移行すると予言している
記事 その他 本格化する中堅企業のERP導入(後編) 本格化する中堅企業のERP導入(後編) 2006/02/14 中堅企業各社が本格的にERP導入に踏み切りはじめている。これまでの部門最適の考えで構築されていたシステムでは、ますます細分化し、高度になるマーケットニーズに柔軟に応えることが難しくなっているためだ。
記事 セキュリティ総論 経営に必要な情報セキュリティマネジメントの要諦(3)【連載】NRIセキュアテクノロジーズ 経営に必要な情報セキュリティマネジメントの要諦(3)【連載】NRIセキュアテクノロジーズ 2006/01/30 前回は、情報セキュリティのマネジメントに必要な可視化(最近では、トヨタ流に「見える化」という言葉も使われるようである)と仕組み化についてお話しした。可視化で重要なのは経営レベルからの意思表明と情報資産およびそのリスクを評価し見えるようにすることであった。また仕組み化については制度・組織的なものとして、規程類の文書化と体制の整備が必要ということであった。今回は組織的な仕組み化の一つとして、評価・是正の導入についてお話しよう。
記事 その他 エグゼクティブ対談 第8回 牟田泰三氏 エグゼクティブ対談 第8回 牟田泰三氏 2006/01/12 各界のリーダーをお招きし、日本の将来ビジョンを伺うとともに、これからのビジネスが進む方向を探る対談シリーズ。 第8回は、広島大学の牟田泰三学長をゲストに迎え、国立大学法人化の進め方や、それに伴う組織改革、地域貢献や国際化の展望について伺う。
記事 経営戦略 エグゼクティブ対談 各界のリーダーが語る最新ビジネス動向 エグゼクティブ対談 各界のリーダーが語る最新ビジネス動向 2005/12/29 各界のリーダーをお招きし、日本の将来ビジョンを伺うとともに、これからのビジネスが進む方向を探る対談シリーズ。 第1回は中川秀直衆議院議員をゲストに迎え、日本のIT戦略と知的財産立国への取り組みについてうかがう。
記事 セキュリティ総論 経営に必要な情報セキュリティマネジメントの要諦(2)【連載】NRIセキュアテクノロジーズ 経営に必要な情報セキュリティマネジメントの要諦(2)【連載】NRIセキュアテクノロジーズ 2005/12/28 前回は、桶の例で情報セキュリティマネジメントの目指すところについてお話しした。桶の高さを保 つためには、情報資産の重要度に応じた相応の対策の実施、部署間の意識差の解消、時間的経過への配 慮という3つの観点が重要であるということであった。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 脆弱性診断を究める(4):大規模システムに対応する脆弱性管理(最終回) 脆弱性診断を究める(4):大規模システムに対応する脆弱性管理(最終回) 2005/12/19 前回は、脆弱性診断の技術的な仕組みや、その方向性、検疫ネットワークとの関係などについて解説した。最終回となる今回は、管理の集中化と分散化、権限の細分化や限定化、脆弱性の数値化のアプローチなどを紹介する。
記事 IT運用管理全般 運用管理・コストの負担をかけずに推進するIT化の提案 運用管理・コストの負担をかけずに推進するIT化の提案 2005/12/19 システム導入後、如何にその運用をしていくかは、中堅中小企業にとって頭の痛い問題だ。「ヒト、時間、金」の問題をクリアし、賢い運用を行うには、システム運用にかかる総体的なコストとベンダーのサービス内容を把握すべきである。
記事 経営戦略 境界線のない時代に対応した競争戦略の定石の再考 境界線のない時代に対応した競争戦略の定石の再考 2005/12/13 競争戦略とは「企業が新市場において全体的姿勢を明確にし、最大の投資リターンを目指して競争優位な地位に経営資源を投入し、展開する方法と方向の決定」(嶋口 1986)と言われるが、これまで業界や競合企業が明確なケースを中心に、研究が進んできた。たとえば嶋口(1986)は、業界内での経営資源の量・質を基準に、リーダー、チャレンジャー、ニッチャー、フォロワーという4つの競争業者別に、その各々の戦略定石を示した。リーダーの戦略定石としては、【1】周辺需要拡大、【2】同質化、【3】非価格対応、【4】最適シェア維持が挙げられ、チャレンジャーは差別化が定石と言われてきた。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 脆弱性診断を究める(3):脆弱性管理システムの仕組み 脆弱性診断を究める(3):脆弱性管理システムの仕組み 2005/12/08 前回までは、脆弱性診断とは何かについて触れてきた。今回は、脆弱性診断の技術的な仕組みを詳しく解説する。脆弱性診断技術の方向と、現在話題となっている「検疫ネットワーク」との関係についても触れる
記事 IT戦略・IT投資・DX 不確実性時代の情報戦略を考える 不確実性時代の情報戦略を考える 2005/12/06 情報システムについて、経営者の方々からよく聞く言葉は「情報システムはどうもよくわからない。投資しなければ、現在のビジネスが成り立たなくなったり、必要な情報が入手できずに経営の意思決定が遅れたりしそうで怖いし、かといって投資した分だけリターンがあるようにも思えない」「情報システム子会社や本社システム部門の部員の将来を考えると頭が痛い。一方で情報システムを経営に生かせれば、わが社の競争力も格段に上がりそうなのだが、情報システムベンダーの勧めるとおりに投資していると、費用対効果が低いように感じる」といったものだ。要するに、期待と不満が入り混じっている状態であるようだ。その期待と不満は、今後、不確実性時代に入るとますます増大する。経営トップにとって、不確実性時代の情報戦略は、重要なアジェンダの一つである。
記事 セキュリティ総論 9.11以降のサイバーテロ対策~政府・省庁・民間セクターはどう動いたか~ 9.11以降のサイバーテロ対策~政府・省庁・民間セクターはどう動いたか~ 2005/12/02 米ブッシュ政権は、2002年度に「対テロ戦争」の費用として約300億ドルの連邦政府予算を割り当て、翌2003年2月3日の大統領予算教書でさらに増額を要求した。また、その1年後(2004年2月2日)の予算教書でも「対テロ戦争での勝利」と「国土安全保障の強化」の2つを3大優先事項の中心に置き、多くのプログラムに予算を割いた。2004年度大統領予算教書の中には、「ホームランドセキュリティ」に365億ドル、バイオ/サイバーテロ対応の「Project BioShield」に8.9億ドルといったサイバーセキュリティ関連予算が計上されている。
記事 セキュリティ総論 経営に必要な情報セキュリティマネジメントの要諦(1)【連載】NRIセキュアテクノロジーズ 経営に必要な情報セキュリティマネジメントの要諦(1)【連載】NRIセキュアテクノロジーズ 2005/11/30 2005年4月1日より、個人情報保護法が全面施行となった。個人情報の保護が重要視されている背景には、相次ぐ流出事件に加え、消費者ニーズの把握、顧客の囲い込み、カスタマーサポートの充実など、個人情報の利用価値の高まりという、企業内での重要性が増しているからであろう。特に昨年度は、多くの企業にとって情報セキュリティ対策とは個人情報保護を念頭に置いたものであった。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 脆弱性診断を究める(2):なぜ「脆弱性管理」が必要なのか? 脆弱性診断を究める(2):なぜ「脆弱性管理」が必要なのか? 2005/11/24 次々に繰り出されてくる多様で悪質な攻撃に対して、被害を受けないネットワークへのニーズが急速に高まってきている。これを実現するための基盤といえる情報を提供するのが、脆弱性管理システムだ。今回は、脆弱性管理に対する2つのニーズを解説し、その機能とソリューションを紹介する。
記事 ゼロトラスト・クラウドセキュリティ・SASE 脆弱性診断を究める(1):脆弱性検査・診断・管理とは何か 脆弱性診断を究める(1):脆弱性検査・診断・管理とは何か 2005/11/10 ネットワークへの脅威が高まる中、事後対処から事前対策の必要性がより強く求められるようになってきた。脆弱性診断は、システム/ネットワークの脆弱ポイントを明らかにし、セキュリティの事前対策のための基礎データを提供する。本連載では、脆弱性診断に詳しい郷間佳市郎氏に、脆弱性診断ツールを導入する際の持つべき視点や、技術面・管理面のポイントを解説。初回は、脆弱性診断の「概論編」として、編集部のインタビューに回答してもらった。
記事 その他 ビジネス推進力としての情報セキュリティマネジメントを考える【第2回/全4回】 ビジネス推進力としての情報セキュリティマネジメントを考える【第2回/全4回】 2005/08/30 ITを使った事業拡大を考える企業にとって、最も身近で有効なソリューションの1つが、 コマースサイトによる「オンライン販売」だ。コマースサイトには、個人のプライバシー に関わる詳細なデータや与信情報、そしてオンライン決算に伴う与信情報など、貴重なデ ータが集積されている。そこでここでは、そうしたコマースサイトを例に、「ITによる事業 拡大とそのセキュリティ対策」を考えていく。
記事 その他 運用管理・コストの負担をかけずに推進するIT化の提案【第1回/全2回】 運用管理・コストの負担をかけずに推進するIT化の提案【第1回/全2回】 2005/08/24 システム導入後、如何にその運用をしていくかは、中堅中小企業にとって頭の痛い問題だ。「ヒト、時間、金」の問題をクリアし、賢い運用を行うには、システム運用にかかる総体的なコストとベンダーのサービス内容を把握すべきである。
記事 その他 ビジネス推進力としての情報セキュリティマネジメントを考える【第1回/全4回】 ビジネス推進力としての情報セキュリティマネジメントを考える【第1回/全4回】 2005/08/24 「情報セキュリティマネジメント」という言葉をお聞きになったことがあるだろうか? IT技術とネットワークの飛躍的な広がりの中で、コンピュータウイルスやワームの拡散、 不正アクセスによるWebサイトへの攻撃といった事件も増加の一途をたどっている。 さらに一方では、個人データの漏えいや持ち出しといった内部の人間による犯罪も跡をた たない。 今回は、情報セキュリティマネジメント」を通じ、そうしたセキュリティリスクをいかに 克服し、ITを経営の拡大と安定に活用していくかを考えていく。
記事 CRM・SFA・コールセンター なぜあの企業はセールスフォースではなく マイクロソフトの統合型 CRM Dynamics CRM を選んだのか?-製造業編 なぜあの企業はセールスフォースではなく マイクロソフトの統合型 CRM Dynamics CRM を選んだのか?-製造業編 2001/03/07 精密工作機械の製造/販売を手がける山石中央精密。折からの景気回復基調に乗り、取引先の業績も回復。同社のビジネスにもようやく明るさが見えてきた。そこで同社が打ち出したのが営業プロセスと顧客管理体制の刷新だ。これまでの属人的な営業のやり方を改め、IT を使って情報を共有し、生産性を一気に引き上げようというねらいだ。社運をかけたプロジェクトを一任されたのは営業畑一筋、叩き上げの営業部長 浅田 武と情報システム部の及川 直人。浅田は常に営業の最前線に立ち、顧客への売り込みとフォローは誰にも負けない「熱い男」と社内の評価も高い。サポートするのは冷静沈着、情報システム部のエース 及川 直人である。山石中央精密のCRM選定で決め手となったのは? 製造業ならではの顧客管理の課題とその解決策、また他業界にも応用できる顧客情報戦略のモデルケースを紹介する。