記事 クラウド 情シス業務「運用7割」の壁はどう壊す? 保守からDXへ投資するための環境づくりとは 情シス業務「運用7割」の壁はどう壊す? 保守からDXへ投資するための環境づくりとは 2021/12/10 現在、多くの企業の情報システム部門が、日々の既存システムの運用・保守に追われる中、経営層からはDX推進を指示されている状況にある。だが実態としては、ほとんどの情報システム部門の業務は、その70%が既存システムの運用・保守に割かれているという。この「70%」という壁を突き崩さないかぎり、DXと正面から向き合うことも、「2025年の崖」を飛び越えることも難しいだろう。ここでは、この壁を突破する根本的な対策について解説したい。
記事 ITコスト削減 クラウドとプラットフォームの最新動向、今やIaaS、PaaS、SaaS区切りでは理解できない クラウドとプラットフォームの最新動向、今やIaaS、PaaS、SaaS区切りでは理解できない 2021/12/10 最初にクラウドが登場した頃から20年ほどが経った。当初はデータセンターで行っていたことをそのままクラウドに場を移し替えただけだったものが、次第に「クラウドネイティブ」な振る舞いに変わってきている。今や、IaaS、PaaS、SaaSというくくりだけでは理解できない状況だ。クラウドのプラットフォームはどのような変化を遂げ、ビジネスをサポートしているのか。ガートナーのディスティングイッシュト バイス プレジデント, アナリスト、イェフィム・ナティス氏が解説する。
記事 標的型攻撃・ランサムウェア対策 費用がかさむゼロトラスト、「ネットワーク」「運用コスト削減」を両立するSDPとは? 費用がかさむゼロトラスト、「ネットワーク」「運用コスト削減」を両立するSDPとは? 2021/12/09 デジタルトランスフォーメーション(DX)の進行とリモートワークの加速度的増加に伴うクラウドサービス利用の急拡大により、従来の「境界防御」をベースとしたセキュリティ対策は通用しなくなってきた。オンプレミスに設置・運用されていたサーバがIaaSやSaaSなどのクラウド環境に移行しつつあり、脅威も巧妙化しているからだ。社内外から企業アプリケーションへのリモートアクセスを可能にしながら機密データの保護を実現する、ゼロトラストによるセキュリティ環境の構築が求められている。本稿では「ゼロトラスト構築」のうちネットワークと運用コスト削減の両立するための「SDP」について解説する。
記事 デジタルマーケティング総論 「単なるリアルの代替」で終わらない、顧客をもっと知るためのウェビナー活用術 「単なるリアルの代替」で終わらない、顧客をもっと知るためのウェビナー活用術 2021/12/09 新型コロナウイルス感染症対策として直接対面が制限されたのを機に、ウェビナー(オンラインセミナー)は、実会場でのリアルセミナーに代わるタッチポイントとして急速に浸透した。以来2年近くが経過し、初めてウェビナーに取り組んだ企業にも一定の知見が蓄積されてきた一方、「ただ配信するだけ」になっている場合も多い。では今後、ビジネスシーンにおけるウェビナーの位置づけや、具体的な手法はどうあるべきなのだろうか。
記事 物流管理・在庫管理・SCM レノボやJ&J事例にみる、サプライチェーンの「レジリエンス」と「コスト効率」の両立 レノボやJ&J事例にみる、サプライチェーンの「レジリエンス」と「コスト効率」の両立 2021/12/08 コロナによるビジネスへの阻害に対し、今「レジリエンス(回復力、しなやかさ)」が注目を集めている。一方で、企業はレジリエントであることとコスト効率の両極に引っ張られ、両立させることが困難とも感じているようだ。ガートナー VPアナリストのカマラ・ラーマン氏が「Gartner Supply Chain Symposium/Xpo 2021」でレノボやジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などの事例を引き合いに語った。
記事 医療業界 徳島県の病院で電子カルテが消失?コロナ禍を機に病院の「足元」を見るランサムウェア 徳島県の病院で電子カルテが消失?コロナ禍を機に病院の「足元」を見るランサムウェア 2021/12/07 2021年10月31日未明、徳島県の病院がランサムウェアの攻撃を受け、患者の電子カルテや医療データがすべて消失する(暗号化される)という事件が起きた。病院へのサイバー攻撃は、これまで海外の事例報告やニュースが多かったが、日本でも2018年ごろから被害報告が増えてきている。病院へのサイバー攻撃はランサムウェアや情報漏えいがメインだが、グローバルでは医療機器や関連サービスへの攻撃も起きている。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 東大柳川教授が警鐘鳴らす、成長を妨げる?日本企業のあるある経理部門の「大問題」 東大柳川教授が警鐘鳴らす、成長を妨げる?日本企業のあるある経理部門の「大問題」 2021/12/06 コロナ禍をキッカケに急速に国内企業のデジタルシフトが進んでいるが、業務上の都合などにより改革の進まない部門もある。特に、紙を使った業務や属人的な業務が多いバックオフィス部門のデジタル化に課題を感じている企業は少なくない。ビジネススピードが加速している現代において、今後非効率なバックオフィス部門を抱える企業は淘汰される可能性すらある。どうすればバックオフィス部門の課題を解決することができるのだろうか。東京大学大学院経済学研究科 経済学部 教授の柳川範之氏に、解決策を聞いた。
記事 製造業界 LPWANをカオスマップでわかりやすく解説、NB-IoTなど4大技術シェア動向は? LPWANをカオスマップでわかりやすく解説、NB-IoTなど4大技術シェア動向は? 2021/12/06 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックやチップセットの供給不足の影響を受けているにもかかわらず、LPWAN市場は力強く成長しています。ドイツの市場調査会社IoT Analytics (IoTアナリティクス)社の市場調査レポート「LPWAN市場(2021年~2026年)」から、現在のLPWAN市場を知るための重要なポイントを5つ紹介します。
記事 IT運用管理全般 元東急ハンズ・メルカリCIO長谷川秀樹氏が指南、イケてるDX企業になる4つのステップ 元東急ハンズ・メルカリCIO長谷川秀樹氏が指南、イケてるDX企業になる4つのステップ 2021/12/03 「日本のDXを加速させること」をミッションに掲げ、ネット企業の「新時代の仕事の流儀」について啓蒙を続けているロケスタの長谷川秀樹氏。かつて同氏は、東急ハンズの情シス部門において、レガシーシステムをAWSで完全クラウド化し、自社開発の推進にも成功した。2018年にはメルカリのCIOに着任し、辣腕を振るった経歴も持つ。今回、同氏に日本企業のDX化を成功させるために求められる重要なポイントを聞いた。
記事 セキュリティ総論 ゼロトラストセキュリティをアナリストが解説、メリットや移行方法をわかりやすく ゼロトラストセキュリティをアナリストが解説、メリットや移行方法をわかりやすく 2021/12/03 従業員の勤務形態の1つとしてテレワークが定着してきた。そこで、企業のネットワークセキュリティは、境界防御からゼロトラストの考え方へと移行しつつある。アイ・ティ・アールのコンサルティング・フェローである藤 俊満氏は「ゼロトラストアーキテクチャは、自社の従業員の作業環境を変化させるだけでなく、企業の壁を取り除き、企業間のエコシステムをセキュアに形成する」と予想している。同氏の講演からゼロトラストアーキテクチャによってもたらされる新しい企業システムの姿を考察する。
記事 プレスリリース 日立、ドローンを活用した原料ヤード向け在庫管理システムのクラウドサービスを提供 日立、ドローンを活用した原料ヤード向け在庫管理システムのクラウドサービスを提供 2021/12/02 出典:日立
記事 プレスリリース アスクル・電通大など、AIによる物流センター在庫配置最適化に向け実証実験を開始 アスクル・電通大など、AIによる物流センター在庫配置最適化に向け実証実験を開始 2021/12/01 出典:アスクル、電通大、タイムインターメディア
ホワイトペーパー システム開発総論 生産性が平均37%向上、開発ライフサイクルを加速するプラットフォーム 生産性が平均37%向上、開発ライフサイクルを加速するプラットフォーム 2021/12/01 市場への早急なサービスのリリースが求められる昨今、多くの企業で開発ライフサイクルの迅速化が進められている。エンジニアがコードを効率よく速やかに構築し、リリースするには、さまざまなチームと連携し、コードのデプロイやインシデント管理を行い、デリバリーパフォーマンスを高める必要がある。そのカギとなるのが、メンバーの情報を見える化し、コラボレーションを実現するツールの存在だ。経営コンサルティング企業のマッキンゼーによると、開発者の速度が高い企業の業績は、通常の企業の4~5倍を上回り、DORA(DevOps Research and Assessment)の調査でも、最高の成果を出しているエンジニアが、使いやすいツールを利用している確率は1.5倍であるという。本書は、具体的にツールをどのように活用し、開発ライフサイクルを加速していくか解説する。
記事 その他 日本が直面する「ドル不足問題」、インフレ・円安で今後も深刻化するワケ 日本が直面する「ドル不足問題」、インフレ・円安で今後も深刻化するワケ 2021/12/01 全世界的な物価高騰と円安の進行によってドル不足が現実的問題となりつつある。日本の輸出が活発だった時代には、輸出した製品の代金としてドルを受け取っており、外貨の確保は容易だった。しかし工場の海外移転が進んだことで貿易によるドル流通が減り、ここに物価高騰と円安が加わった。今後は、輸出に関係なく外貨を確保できるよう、金融市場の整備を進める必要がある。
記事 データ戦略 2020年代のIoT市場予測をITR 金谷氏が解説、関連テクノロジーの採用動向は? 2020年代のIoT市場予測をITR 金谷氏が解説、関連テクノロジーの採用動向は? 2021/12/01 産業界でデジタルシフトが進み、企業もIoTシステムのデータ分析や活用ニーズが増えてきた。それに伴い、IoTに関わる技術分野が多様化しており、各分野の技術開発や市場展開も活発な動きを見せている。このような状況を踏まえ、アイ・ティ・アールの金谷敏尊 氏が、テクノロジー活用の現状、IoT推進において考慮すべき課題と今後のトレンドについて説明した。今後のIoT市場を左右する「Hyper Scaler」とは。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 2022年は「オフィス×テレワーク」のハイブリッドに。効率とセキュリティをどうする? 2022年は「オフィス×テレワーク」のハイブリッドに。効率とセキュリティをどうする? 2021/11/30 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックから1年半余りが経過し、さまざまな組織で従業員の働き方は大きく変わった。テレワークをはじめとする働き方の多様化はコロナ後も続くと考えられ、企業は「分散化された業務環境」に対応する柔軟でセキュアなインフラを整備していく必要がある。だが、そこでは今までのやり方を根本的に見直す必要がある。本稿では、ニューノーマルでの働き方を実現するセキュアな環境とは何か、深堀りして考えていく。
記事 流通・小売業界 物流不動産ビジネスに新たな風、「立地と賃料がすべて」の固定観念は変わるか 物流不動産ビジネスに新たな風、「立地と賃料がすべて」の固定観念は変わるか 2021/11/30 高速道路IC周辺などに真新しく巨大な倉庫を見かけたことがある方も多いことだろう。ECビジネスの拡大などを背景に、ここ数年、日本各地において倉庫・物流センターの建設ラッシュが続いている。このような物流センター・倉庫など物流関係不動産の建築、売買、賃貸、リノベーションなどを、物流不動産ビジネスと呼ぶ。物流不動産営業の世界では長らく「立地と賃料で営業が決まる」と言われ続けてきたが、ここに来て物流センターを借りるテナント企業に対して、積極的に提案営業を仕掛けていこうという流れが生まれ始めた。日本GLPの事例を交えながら、物流不動産の未来を考えたい。
記事 政府・官公庁・学校教育 いじめ・アダルトサイト…「問題だらけ」の学校配布タブレット、どう対策すべき? いじめ・アダルトサイト…「問題だらけ」の学校配布タブレット、どう対策すべき? 2021/11/29 「GIGAスクール構想」に基づいて公立小中学校に学習用タブレット端末の1人1台配布が広がっている。同時に運用上のトラブルやセキュリティ被害などもニュースなどで報告され始めている。新しい技術や制度導入で初期不良や一定の運用トラブルは予想されるものだが、過去の教訓や知見がほとんど生かされず、教育現場がここまで混乱してしまうのは、構造的な問題があるのではないだろうか。
記事 セキュリティ総論 竹中工務店が実践する「攻めのサイバーセキュリティ」とは? DXに必要な3つのポイント 竹中工務店が実践する「攻めのサイバーセキュリティ」とは? DXに必要な3つのポイント 2021/11/26 竹中工務店が実践する「攻めのサイバーセキュリティ」とは? DXに必要な3つのポイント世の中の変化に合わせ、デジタル技術を活用して社内の業務変革に取り組む動きが活発化しているが、そこで避けられないのがセキュリティ対策だ。オンプレミス環境に閉じていた時代とは異なり、クラウドサービスを活用して情報を共有し、さまざまなステークホルダーとコラボレーションを進める中で、企業はどのように情報漏えいなどのリスクに対処するべきだろうか。建設大手の竹中工務店の取り組みから、そのヒントを探る。
記事 プレスリリース NTTPCとALBERT、AI・画像認識ワークステーション「タクミノメ」の提供を開始 NTTPCとALBERT、AI・画像認識ワークステーション「タクミノメ」の提供を開始 2021/11/25 出典:NTTPC、ALBERT
記事 プレスリリース 川崎汽船、非自走貨物用ラッシング資材管理をIoTで可視化する実証実験を実施 川崎汽船、非自走貨物用ラッシング資材管理をIoTで可視化する実証実験を実施 2021/11/25 出典:川崎汽船
記事 経営戦略 なぜコニカミノルタの「IQ-501」は大ヒットした? 顧客がこぞって“宣伝”した理由 なぜコニカミノルタの「IQ-501」は大ヒットした? 顧客がこぞって“宣伝”した理由 2021/11/25 デジタルメディアの台頭により、斜陽産業のイメージがある印刷産業。しかしグローバルでは、パッケージだけで約50兆円、商業印刷でも30兆円超の巨大市場だ。ただし複雑な生産工程、少数生産やデリバリー時のコスト高など、過去の生産方式による制約条件が残る状況が足かせになっているのも事実だ。生産工程を合理化し、デジタル印刷の価値を最大化するにはどうしたらよいのだろうか? 印刷工程における前準備の各種調整と後工程の検査をスキルレスで効率化した、目からウロコの画像最適化装置(インテリジェントクオリティオプティマイザー)「IQ-501」にスポットを当て、その企画・開発を担当したコニカミノルタの関係者3名に話を伺った。
記事 プレスリリース IIJ、エッジデータセンターソリューション「DX edge」の提供を開始 IIJ、エッジデータセンターソリューション「DX edge」の提供を開始 2021/11/24 出典:IIJ