記事 新製品開発 DXはやはり救世主だった、なぜ沈む日本企業の再起に「効果バツグン」と言えるのか 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第158回) DXはやはり救世主だった、なぜ沈む日本企業の再起に「効果バツグン」と言えるのか 篠﨑教授のインフォメーション・エコノミー(第158回) 2023/05/18 ナレッジ・マネジメントのSECIモデルで捉えると「暗黙知」を軸にした知識創造に秀でた日本型企業はデジタル化に非親和的だ。それ故、デジタル化が効果を生むには積極的なDXが欠かせない。確かに、国際比較からは日本企業が経営改革に消極的で、デジタル化の効果も低い様子が観察されるが、経営改革に積極的な企業群だけを抽出してみると、諸外国に引けを取らない効果も得られているようだ。今回は、筆者がかつて取り組んだ日米独韓4カ国企業に対するアンケート調査の分析結果を踏まえて、この点を考えてみよう。
記事 自動運転 自動運転でトラックドライバーはどうなる? 次の職が見当たらない“厳しい未来”とは 自動運転でトラックドライバーはどうなる? 次の職が見当たらない“厳しい未来”とは 2023/05/18 自動運転が実現したら、トラックドライバーはどうなるのか?──運送会社経営者や政府に問いたい。2023年1月、自動運転下での荷役等を補助する「自動運行従事者」の法的位置づけの検討が開始され、2023年4月1日には、自動運転レベル4を社会実装するための改正道路交通法が施行された。少しずつではあるが確実に自動運転社会の実現が近づいている。一方で、主に運転業務を担うトラックドライバーは仕事を失うかもしれない。筆者は、そうしたトラックドライバーのセカンドキャリア構築がおざなりにされている現状を憂いている。