- 2023/08/29 掲載
FTX創業者、保釈取り消しに不服申し立て 10月審理控え
[ニューヨーク 28日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの破綻を巡り詐欺罪などに問われている創業者のサム・バンクマンフリード被告が10月に審理を控える中、証人買収を理由に保釈を取り消されたことを不服として申し立てを行ったことが分かった。
高裁への25日の提出文書によると、弁護団は被告が元同僚で恋人でもあったキャロライン・エリソン氏の私的な文章を米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)記者と共有したことについて、言論の自由を保障する合衆国憲法修正第1条の権利を行使しただけだと主張した。
エリソン氏は詐欺の罪を認めており、証人になるとみられている内部関係者3人のうちの1人。
検察は被告がエリソン氏への嫌がらせと、他者に証言させない目的で文章を公開したとしている。
ニューヨーク州のマンハッタン連邦地裁は11日、バンクマンフリード被告が証人に干渉したことを示す相当な理由があるとして保釈を取り消す決定を下した。
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