記事 標的型攻撃 「エッジコンピューティング導入」には何が必要? 工場のデジタル化を実現するには 2020/04/27 製造業をはじめ、あらゆる業種でIoTの取り組みが進んでいる。増大、大容量化するセンサーデータを活用すべく、センサーの近くでデータを分散処理するエッジコンピューティングの重要性が高まっている一方、導入を推進する上で「投資対効果」「スキル不足」「セキュリティの懸念」などの現場の課題も聞かれる。どのような環境ならこうした課題を解決できるのだろうか。
記事 セキュリティ総論 新品のサーバも危ない? 急増するハードウェア狙いのサイバー攻撃、どう対策するか 2020/04/27 いまやセキュリティは、ハードウェアに搭載されているチップレベルから考え直すべき時代に突入しつつある。特に、昨今、注目されているサプライチェーンの脅威に対しては、ハードウェアからのセキュリティ対策が重要になってくる。ここでは、その最前線の対策をまとめた。
記事 標的型攻撃 一挙に網羅、これが「DX推進で考えるべきセキュリティアプローチ」だ 2020/01/24 グローバル規模の激しい競争を勝ち抜くため、多くの企業で「クラウド活用」と「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」への取り組みが加速している。しかし、その取り組みは思ったほど進んでいない、という指摘もある。最大の原因がセキュリティだ。特にクラウドのセキュリティに懸念を抱く企業は少なくない。DXを支えるハイブリッドクラウド時代に求められるセキュリティとは何か。その条件を整理する。
記事 AI・人工知能・機械学習 “内部不正”に備え情報漏えいを防げ、 「ゼロトラスト」にはどんな環境が必要なのか? 2020/01/20 個人情報や機密情報の漏えい事件・事故が後を絶たない。背景には、情報が“金になる”現実と、特別なスキルがなくても容易にサイバー攻撃できるようになった環境の変化がある。それだけ情報を守る側は不利になっている。こうした時代には、従来の延長線上でセキュリティ対策を考えても限界がある。ヒトもモノも信頼できないという前提で、まったく新しいアプローチが求められている。その具体策を考える。
記事 標的型攻撃 サイバー攻撃対策は“侵入前提”で考えよ、脅威に即時対応できるセキュリティ体制とは 2020/01/17 従来の境界防御型のセキュリティ対策では、ゼロデイやエクスプロイトキット、ファイルレスといった最新のサイバー攻撃を防ぎきれなくなっている。そのため、従来の対策を突破されて侵入を許してしまうことを前提にしたセキュリティ対策が求められている。こうした要請に応える次世代のセキュリティ対策とはどんなものだろうか。
記事 セキュリティ戦略 経産省「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」改訂委員 S&J 三輪氏が解説・真の狙いと注力ポイント 2019/12/25 業種、業態、企業規模を問わず、あらゆる企業にとってサイバー攻撃の脅威は現実のものとなった。サイバーセキュリティを経営課題として取り組むために経済産業省と情報処理推進機構(IPA)が2015年に策定したのが「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」だ。本ガイドラインは大いに注目を集め、年を追うごとに改訂を重ねているが、どのような狙いがあって策定され、また今後どうなっていくのか。ガイドラインの策定時から委員として関わり、総務省 最高情報セキュリティアドバイザーも務める、S&J 代表取締役社長 三輪信雄氏と、ゾーホージャパン ManageEngine 事業部 ManageEngineソリューションエバンジェリストの曽根禎行氏が話し合った。
記事 セキュリティ戦略 セキュリティ担当者はご用心、「ゼロトラスト」時代の思わぬ盲点とは? 2019/12/16 クラウドやモバイルデバイスの急速に普及により社内外のネットワークの境界が急速に薄れつつある中、従来の境界型ネットワーク対策に代わるものとして、ゼロトラストネットワークが企業間で急速に広がりつつある。ただし、このコンセプトを現場に落とし込むにあたっては、思わぬ落とし穴も存在する。
記事 セキュリティ戦略 セキュリティ担当者はご用心、「ゼロトラスト」時代の思わぬ盲点とは? 2019/12/16 クラウドやモバイルデバイスの急速に普及により社内外のネットワークの境界が急速に薄れつつある中、従来の境界型ネットワーク対策に代わるものとして、ゼロトラストネットワークが企業間で急速に広がりつつある。ただし、このコンセプトを現場に落とし込むにあたっては、思わぬ落とし穴も存在する。
記事 セキュリティ総論 アラート対応に疲れていないか?「対処すべき攻撃」の初動対応に集中できる運用体制の作り方 2019/11/11 インターネット、WiFi、4G/5Gなど、ネットワークのデータの流れが多様化しているが、企業のITインフラはこの状況に追いついていない。企業の情報セキュリティは「つぎはぎだらけ」のシステムで構成されている。ただでさえ複雑な環境であり、現場では、ファイアウォールやIDS/IPSなどから、日々膨大な数の注意喚起のアラートが流れている。本当に対応すべき案件を見定め、リスクへの対応を「適切に」「迅速に」するには何が必要なのだろうか。
記事 セキュリティ総論 スパイもサイバー空間に進出、数十億ドルの投資が無駄になる深刻事情 2019/11/08 「espionage」(エスピオナージ)という言葉は、もともと「スパイ活動」「諜報活動」を指すが、最近では「各国の諜報機関がサイバー空間上で政府機関や企業情報を盗み出す攻撃手法という意味で用いられる。そこで、国立情報学研究所 サイバーセキュリティ研究開発センター 特任准教授の安藤類央氏がサイバー空間におけるスパイ活動「サイバーエスピオナージ」の動向を解説。中国、ロシアの諜報活動のノウハウを語った。
記事 セキュリティ戦略 IPAの10大脅威に急浮上、「サプライチェーン攻撃」対策に現実解はあるか 2019/11/05 従来までセキュリティというと、自社の対策のみで済んでいたかもしれない。しかし近年では、IoTの普及もあり、部品の調達から、製造、在庫管理、物流、販売、業務委託までを含めた一連の商流のなかで、セキュリティを見なければいけない時代になった。対策の甘い関連企業から攻撃を仕掛けられ、そこを踏み台に本社まで狙われるリスクがあるからだ。このような時代に企業セキュリティを盤石にする術はあるのか。
記事 セキュリティ総論 急増中の“見えないサイバー脅威”、45%が「対策したくてもできない」切実な事情 2019/11/05 インターネット上のやり取りをすべて暗号化する「常時SSL化」が急速に進んでいる。これにより、途中でデータが盗聴されても漏えいするリスクは大幅に低下する。一方で新しい課題も生まれた。すべてが暗号化されて攻撃が見えなくなった結果、通信の中身を見て検査や遮断を行うセキュリティ機器が役に立たなくなってしまったのである。そこで必要になるのが「SSL可視化」の仕組みだが、簡単には対応できない理由がある。
記事 セキュリティ戦略 【鼎談】DX時代のセキュリティは「NIST」に対応しなければ始まらない 2019/10/23 現在、多くの企業が「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」に取り組んでいる。ここで見落としてはならないのが「セキュリティ」対策だ。そこで「DX時代に求められるセキュリティ」をテーマに、多摩大学 ルール形成戦略研究所首席研究員の西尾素己氏、JPCERTコーディネーションセンター早期警戒グループ担当部門長 兼マネージャ、サイバーメトリクスグループ部門長 兼 マネージャの洞田慎一氏が対談した。ファシリテーターは、キヤノンマーケティングジャパン セキュリティソリューション事業企画部 部長の石川滋人氏が務めた。
記事 標的型攻撃 元インターポール中谷昇氏が警鐘「情報は“流出”していない、”盗まれている”のだ」 2019/10/16 「サイバー攻撃の脅威」といっても、その脅威を直接体験する人は決して多くはない。しかし、日々その脅威、そしてサイバー犯罪者と対峙し続けたのが中谷 昇氏だ。警察庁時代は情報技術犯罪を担当し、インターポールでは、2016年2月に起きたバングラデシュ中央銀行のサイバー攻撃の捜査にも携わった。現在は、ヤフーの執行役員としてサイバーセキュリティを担当する中谷氏に、デジタル社会におけるサイバー脅威と犯罪の最新動向、セキュリティ対策を聞いた。
記事 標的型攻撃 “カモ”にされる日本、侵入はもはや100%防げない…「侵入前提」の対策法とは? 2019/09/30 決まり文句のように繰り返される「サイバー攻撃の脅威が高まっている」というフレーズ。しかし、日本企業のほとんどは、自らを取り巻く現実の脅威が見えていないし、理解もしていない。したがって、対策もできない。その結果、脅威はさらに高まっている。この“負のスパイラル”を断ち切るにはどうすればよいのか。日本企業が置かれた厳しい現状と対策へのヒントを探る。
記事 セキュリティ戦略 相次ぐ「情報漏えい」「不正アクセス」、次はあなたの会社かも 2019/09/17 国が推進するキャッシュレス化や2020年の東京オリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博を背景に、新サービスが次々とリリースされている。その一方で、サービスリリースのスピードを高めるために、セキュリティ対策がおろそかになっているケースも見受けられる。気づかない間に、企業が陥ってしまうセキュリティリスクとは何か。対策も含めて整理した。
記事 セキュリティ総論 「組織内部からの犯罪」が増加、複雑化するサイバー攻撃に正しく備えるには? 2019/04/08 サイバー攻撃のリスクは日に日に高まっている。ビジネスのデジタル化が進み、クラウドやモバイルの活用、テレワークなど働き方の多様化が進む中、サイバーセキュリティにもデジタルトランスフォーメーション(DX)の視点が不可欠になってくる。そうした状況下で、CISO(情報セキュリティ最高責任者)は高度化、複雑化するサイバー攻撃の現状をどのように理解し、対策を施せばいいのだろうか。
記事 セキュリティ総論 グローバルな脅威インテリジェンスを活用した、最先端のサイバー攻撃対策とは 2019/04/08 サイバー攻撃の脅威は、もはや1つの企業や組織だけで対応できる限界を超えている。こうした中、複数のセキュリティ関連企業および世界各国の政府機関との協力・連携が進んでいる。サイバー攻撃の最新動向と、こうした協力・連携の意義、そこから生み出される成果について整理した。
記事 標的型攻撃 「すべてを疑う」「常に確認」、ゼロ・トラスト時代に必要なセキュリティ指針とは? 2019/02/26 モバイルデバイスは、現在のビジネスに不可欠なツールだ。最近は「働き方改革」の盛り上がりもあり、その必要性はさらに高まっている。そこで問題になるのが、モバイルデバイスのセキュリティだ。社内外を自由に移動し、さまざまな時間・場所・環境で利用され、クラウドにもアクセスするモバイルデバイス。そのセキュリティは、どうやって担保すべきなのか。モバイル環境の最新のセキュリティ対策を整理した。
記事 セキュリティ戦略 宅ふぁいる便のパスワード漏えいは他人事か?2019年サイバー攻撃のトレンドとその対策 2019/02/20 1月24日、ファイル転送サービスで知られる『宅ふぁいる便』への不正アクセスにより、メールアドレスやパスワードを含む約480万件のユーザー情報が漏えいした。改めてサイバー攻撃の脅威を知らしめる事件だが、しかし、これは氷山の一角にすぎない。多くの企業が、さまざまな対策を講じているのに、なぜこうしたセキュリティインシデントは繰り返されるのか。最新のセキュリティレポートから見えてくるセキュリティ脅威の最新動向と、その対策をまとめた。
記事 標的型攻撃 狙われる製造現場、制御システムのセキュリティ対策とは? 2019/02/18 IoTの導入により、工場にある制御コントローラやPCがサイバー攻撃を受け、生産ラインがストップしたり、重要インフラが被害を受けるなどのリスクが高まっている。制御システムへの攻撃は、二次被害や三次被害へと飛び火するため、深刻な問題になりやすい。そこで、東芝デジタルソリューションズ ソフトウェア技師長 天野隆氏と、東陽テクニカ セキュリティ&ラボカンパニー OTセキュリティ・ビジネス・ユニット 畑山景介氏に、次世代のOT(OT:Operational Technology)セキュリティ対策について話を聞いた。
記事 標的型攻撃 サイバー攻撃対策で注力すべき「リスク管理」、どのように取り組むのが正解か 2019/02/04 サイバーセキュリティに関するインシデント件数はここ数年間、2万件前後で推移している。ビジネスのデジタル化が進む中で、サイバー攻撃は今後も増え続けると考えられる。こうした状況に企業はどのように立ち向かうべきか、東京大学情報学環 特任准教授の満永 拓邦 氏は、攻撃者の動向にも目を向けた「リスクマネジメント」が重要であると提言している。
記事 標的型攻撃 リクルートに学ぶCSIRT構築、3年で「200サービス」を守る組織になれたワケ 2019/01/21 サイバー攻撃による脅威の高まりに伴い、情報セキュリティを脅かす事象(インシデント)にいかに適切に対応するかが問われてきた。このような「インシデント レスポンス」を担う「社内CSIRT」を立ち上げる動きが活発化している。Webサイト一つ守るのにも慎重な対応が必要な中、200サービス以上の情報セキュリティを担うのが、リクルートテクノロジーズ 専門役員 サイバーセキュリティ部 鴨志田昭輝 氏だ。同社ではSOCやCSIRTをどのように連携させ、セキュリティ施策やガバナンスを行っているのだろうか。
記事 標的型攻撃 金融庁も勧めるセキュリティ評価手法「Red Team Operations」はなぜ有効なのか 2019/01/09 2020年に向け国際的な主要イベントが複数日本で開催されることもあり、サイバーセキュリティに対するリスクは日に日に高まっている。機密情報の窃取から金融口座からの不正送金、あるいはシステム停止といった脅威に対し、CISOやセキュリティ部門はどのように対応すべきか。レッドハットが今後の在るべきセキュリティ対策をテーマに開催したカンファレンス「セキュリティ対策の『落とし穴』とそのカイゼン組織・運用方式」をダイジェストで紹介する。
記事 セキュリティ総論 「アンチウイルスで安全」は致命的な誤解、求められる“侵入を前提とした対策”とは 2019/01/07 近年のサイバー攻撃は、ますます巧妙かつ高度化し、その被害規模も大きくなっている。2018年秋に発覚したフェイスブックの情報漏えい事件は、1年以上もの期間にわたり侵入が行われ、5000万件ものアカウント情報が流出してしまった。つい最近も680万人の未公開写真が漏れたばかりだ。これまで企業はセキュリティの入口対策として、アンチウイルスソフトやファイアウォールなど、ゲートウェイ周りのセキュリティを固めてきた。しかし、いまやセキュリティ対策のスコープは「侵入されることが前提」になっている。
記事 標的型攻撃 「規模・対象・狙い」が違う、プロ犯罪者による“次世代サイバー攻撃”への対策手法とは 2018/12/05 ますます高度化・巧妙化するサイバー攻撃。より組織的になり、大企業から中小企業へ対象は広がり、さらに従来型のアンチウイルス対策だけでは検知・対策できない攻撃も増えてきた。一方で情報資産の重要性は増しており、万が一機密情報が漏えいしてしまえば、自社のビジネスに多大な損害をもたらす。さまざまな脅威から自社の貴重な情報資産を守るためには何が必要なのだろうか。
記事 セキュリティ戦略 終わる「セキュリティ至上主義」、拡がる「セキュリティ格差社会」 2018/11/02 ランサムウェアやビジネスメール詐欺(BEC:Business Email Compromise)など、サイバー攻撃は手を替え品を替え、企業に襲い来る。一方で、クラウドの広がりやテレワークの推進など、企業を取り巻く技術的・社会的な環境も変化している。こうした中で、企業はどのようにセキュリティを考えるべきか。キヤノンマーケティングジャパン セキュリティソリューション企画部 部長 石川 滋人氏がファシリテータとなり、Webセキュリティの専門家であるEGセキュアソリューションズ 代表取締役 徳丸 浩氏、総務省の最高情報セキュリティアドバイザー(CISA)を務めるS&J 代表取締役社長 三輪 信雄氏のお二人に、企業を取り巻くセキュリティの現状と課題について語ってもらった。
記事 セキュリティ総論 大成建設はいかにしてCSIRT運用を成功させたか 2018/10/10 企業内におけるセキュリティインシデントの報告を受け取り、調査・対応活動をする「CSIRT」(Computer Security Incident Response Team:シーサート)。サイバーセキュリティが経営課題として認識されるようになり、多くの企業がCSIRTを設置している。しかし、その運用に悩みを抱えている企業は少なくない。大成建設 社長室情報企画部 専任部長の北村達也氏は2013年1月に組織内CSIRTとしてTaisei-SIRTを設置し、チームリーダとしてインシデント対応や運用を担当してきた。同氏がCSIRTを根付かせ、安全な環境を構築する方法を語った。
記事 標的型攻撃 人手での対応は限界、5G時代のサイバー攻撃対策に「自動化」が必要な理由 2018/10/04 企業にとって喫緊の課題は、サイバー攻撃対策だ。IoT(Internet of Things)デバイスの普及など、あらゆるモノがネットワークに接続する世界では、1つの脆弱性放置が企業の信頼と業績を失墜させることもある。A10ネットワークスは、今後の在るべきセキュリティ対策をテーマにしたカンファレンス「A10 Forum 2018」を開催。そのもようをダイジェストで紹介する。