日本IBM、プロセッサ「POWER6」を初搭載のUNIXサーバを発表

　日本アイ・ビー・エム（以下、日本IBM）は、4.7GHzの動作周波数を発揮する次世代プロセッサ「POWER6」を初めて搭載したミッドレンジ・クラスのUNIX サーバ新製品「IBM System p モデル570」を発表した。

　「POWER6」は、極薄SOI（Silicon On Insulator）などIBM独自の先進デバイス技術を採用した、65ナノメートルのプロセスルールによる次世代プロセッサ。4.7GHzの高速動作周波数を可能にすることにより処理速度が向上し、前世代のPOWER5に比べコアあたりで約2倍の性能向上を達成しているのが特徴。サーバーの動作や冷却に必要な電力消費量はPOWER5と同等になっている。

　価格は1228万380円（最小構成価格）からで、出荷開始日は6月8日の予定。