- 2026/09/30 20:32 掲載
KDDIがAI時代の企業網「AccelWaves」構想、第1弾はパロアルトと組むSASE提供開始
同社によると、生成AIやAIエージェント、フィジカルAIの活用が進み、通信の主体は人からAIやシステム、デバイスへと広がりつつあるという。一方で多くの企業は、社内OA環境や工場・店舗、テレワーク、クラウド接続のネットワークを個別に拡張してきたため、ネットワークごとに異なるセキュリティポリシーや運用方法を抱え、管理が複雑化していると同社は指摘している。
SASEゲートウェイは、KDDIの広域イントラネットサービス「WVS/WVS2」と、米パロアルトネットワークスの「Prisma SASE」を閉域で接続するサービスだ。既存のイントラネット環境を生かしながら、オフィスや工場の閉域網、インターネット、クラウド、リモートアクセス環境を横断して、統一したセキュリティポリシーを適用できるとしている。
「オートフィット」は、通信需要に応じて帯域を最適化し、利用帯域を超える通信にオプション帯域を自動で割り当てる機能などを予定する。「オートレスポンス」は、インシデント発生時に原因となる端末を特定し、影響を受けた拠点を隔離して被害の拡大を防ぐ仕組みで、一部は特許出願中という。「オートオペレーション」は、問い合わせ対応や拠点の稼働状況などを統合ポータルで一元的に提供し、設定変更やレポーティングなど人手の作業をAIで自動化する。
パロアルトネットワークス 代表取締役会長兼社長のアリイ・ヒロシ氏は「AIの進化により、サイバー脅威は益々高速化、高度化し従来の防御手法は限界を迎えています」とコメント。同構想は同社のプラットフォーム戦略と高い親和性を持つと評価した。
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