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- 2026/10/03 14:28 掲載
エヌビディア、メモリ64GBの「DGX Spark」を4,999ドルで 2台連結で128GB 10月23日発売
DGX Sparkは、CPUとGPUを1つにまとめた「GB10 Grace Blackwell Superchip」を15cm四方の小型筐体に収めた製品で、同社は「パーソナルAIスーパーコンピューター」と位置付ける。これまでは128GBの統合メモリを搭載した構成だけだった。新たな64GB構成はパートナー企業経由でのみ販売され、GB10や専用OSの「DGX OS」、AIソフトウェア群は128GB構成と同じだという。
1台で最大1,000億パラメータのAIモデルを動かせるとしており、エヌビディアは、クラウドに頼らず手元の機器でプライベートにAIエージェントを動かせると説明している。開発キットの「NVIDIA Agent Toolkit」や同社のオープンモデル「Nemotron」、推論ソフトのOllamaやvLLMなどに初日から対応する。
メモリが足りなくなった場合は、2台をケーブルで直結して拡張できる。標準搭載のネットワーク機能「ConnectX-7」で接続すると、メモリは合計128GBとなり、最大2,000億パラメータのモデルに対応。同社が「Qwen3.8 27B」で実施したテストでは、2台構成の性能は1台の最大1.7倍だったという。
接続後の設定は、新機能「NVIDIA Sync Cluster Assistant」が自動で行う。接続された機器を検出してネットワークを構成するため、開発者はインフラの設定を意識せずに済むとしている。10月末には、数回のクリックでQwen3.8 27Bをダウンロードして起動できる「NVIDIA Sync Model Launcher」も提供する予定だ。
手元の機器でAIモデルを動かすローカルAIは、モデルの小型化や量子化技術の進歩を背景に関心が高まっている。同社は利用例として、コーディングや調査を担うAIエージェントを24時間動かし続ける使い方などを挙げている。
では、メモリを半分に減らした新構成が、なぜ1年前に発売された128GB構成の当初価格より高いのか。背景には、発表から2年足らずで繰り返された異例の価格改定と、メモリ大手が示した厳しい需給見通しがある。
・「3,000ドル」から始まったDGX Spark、価格はどこまで上がったか
・メモリ半分で1,000ドル高、64GB構成の値付けをどう読むか
・「2028年も需要超過」、ローカルAI機材の値上がりは続くのか
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