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- 2026/10/09 18:27 掲載
世界のPC出荷、7~9月期は前年同期比20.1%減の6,270万台 米IDC発表、2四半期連続減
総出荷は6,270万台で、前年同期の7,850万台から20.1%減った。前期(4~6月期)と比べても9.1%減で、2四半期連続の減少となった。4~6月期の前年同期比は3.8%減だったため、減少幅は一段と深まった。
例年は7~9月期が4~6月期を上回るが、今期は逆転した。
IDCは主因として、年前半にメモリー起因の値上げを見越して、メーカーと流通が前倒しで在庫を積んだことを挙げた。その反動で、7~9月期の需要が先食いされたという。このほか、供給制約、AIデータセンターの増設に伴う価格の上昇、マクロ環境の悪化も押し下げ要因になったとしている。
メーカー別では、上位3社の落ち込みが市場全体より速かった。トップのレノボは22.6%減の1,490万台。米HPは30.9%減の1,030万台、米デル・テクノロジーズは25.0%減の760万台だった。米アップルは11.3%減の590万台、ASUSは8.6%減の550万台と、減少幅は比較的小さかった。
IDCでコンシューマーデバイスを担当するリサーチディレクターのJitesh Ubrani氏は、流通が過剰在庫を懸念していると説明した。販促や一時的な値下げの余地はあるものの、価格は1年前の水準には戻らず、高止まりするとの見方を示した。
同氏はまた、マクロ環境が悪化しており、今後数四半期は悪化してから改善に向かう恐れがあるとした。IDCは、2026年の残りから2027年にかけて悪化する可能性があるとみている。
集計対象のPCは、デスクトップ、ノート、ワークステーションで、タブレットとx86サーバは含まない。
では、出荷が2割も減った市場で、PCの価格は本当に下がるのか。IDCが示した5四半期の推移と、メーカー別の数字を突き合わせると、企業の調達担当者が押さえておくべき計算が見えてくる。
・「値下げ待ち」は割に合うのか、IDCが見通す価格の行方
・市場の落ち込みの大半を担った、メーカー群の顔ぶれ
・次の四半期に待ち受ける、5期で最も高いハードル
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