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- 2026/10/09 20:28 掲載
安川電機、中間期は増収も営業利益5.5%減 通期は売上を上方修正、利益は下方修正
同社の決算短信によると、売上収益は前年同期比9.8%増の2,856億円だった。営業利益は5.5%減の220億円、税引前利益は3.0%増の260億円、親会社の所有者に帰属する中間利益は4.1%増の190億円となった。前年同期は売上収益が2,602億円、営業利益が233億円だった。
経営環境について同社は、AI関連投資にけん引されたデータセンタおよび半導体関連を中心に、設備投資需要が好調に推移したと説明している。モーションコントロールセグメントの売上収益は、主に米州、中国および韓国・台湾での販売拡大により21.7%増の1,373億円だった。
一方、営業利益は、基幹システムの移行に伴う生産・出荷への影響に加え、間接費の増加や欧州での事業構造改革費用の一時的な計上により、前年同期を下回ったという。
同社は、4月10日公表の通期予想を修正した。決算補足説明資料によると、売上収益は前期比10.7%増の6,000億円と、前回予想の5,800億円から上方修正した。営業利益は21.5%増の575億円で、前回の600億円から下方修正した。親会社の所有者に帰属する当期利益は34.8%増の475億円(前回は470億円)とした。
円安水準で推移する為替相場を踏まえて売上収益を引き上げた一方、基幹システム移行に伴う上期の生産・出荷への影響などを織り込んだという。下期の想定為替レートは1ドル=155円(従来は145円)に見直した。
中間配当は1株あたり36円(前年同期は34円)。年間配当予想は72円(前期は68円)で、4月公表時から変更はない。
では、データセンタや半導体向けの需要が追い風となるなかで、なぜ安川電機は営業利益の見通しを引き下げたのか。背景には、セグメントごとに大きく分かれた明暗と、下期に課された利益の高いハードルがある。
・上期の利益を削った「基幹システム移行」の代償
・サーボとロボット、同じ会社で分かれた明暗
・下期だけで稼がねばならない営業利益の水準
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