ワイズテクノロジー、シトリックス特化でセキュリティや操作性を向上した「ゼロクライアント」を発売

　ゼロクライアントとは、仮想デスクトップの画面転送に特化した専用OSを搭載した端末で、シンクライアントより利用制限をかけることでさらにセキュリティや使い勝手を向上しているものとされている。

　Wyse Xenithは、Citrix XenDesktopソリューションに特化したゼロクライアント端末で、シトリックスソリューションを利用するために必要な各種HDX（High Definition eXperience）機能をサポートしている。独自OSを搭載し、電源投入後5秒程度でログイン画面が表示され、ギガビットLANやオプションの802.11nワイヤレスなどの高速なネットワークも利用できるという。消費電力は、使用時でも7ワット、スリープ時は1ワット未満に抑えられるという。

　シトリックスの仮想化ソリューションを導入している企業は、追加作業コストがほぼゼロでWyse Xenithを既存のシステムへ導入できるという。日本では、両社の一次代理店となっているエム・ピー・テクノロジーズから販売される。