米シスコと米シトリックス、デスクトップ仮想化ソリューションを共同で提供

　シスコのユニファイド コンピューティング技術とシトリックスのFlexCastやHDXなどのデスクトップ仮想化テクノロジーを組み合わせ、Citrix XenDesktopを取り入れた、Cisco Desktop Virtualization Solutionとして提供される。本ソリューションは、両社共同のチャネルパートナーを通じて提供される。

　本ソリューションでは、ホスト型の共有デスクトップやホスト型の仮想デスクトップ インフラストラクチャ（VDI）をベースに、あらかじめ構成されたサービス プロファイルを用いることで、インストールや設定にかかる時間を削減。さらに、シスコとシトリックス、ネットアップの3社が共同で実施したテストに基づくリファレンス デザイン アーキテクチャの利用によって、スムーズな導入を可能にする。現在は、Citrix XenServerやVMware vSphereの設計を検証済みで、マイクロソフトのHyper-Vも近い将来サポートする予定だという。

　両社は合同でサポートトレーニングを実施し、窓口を一本化して、両社で連携したサポート サービスを提供していく。

　シトリックス デスクトップ部門担当上級副社長兼ジェネラル マネージャー、ゴードン・ペイン氏は「全世界のエンタープライズ向けデスクトップ コンピューティングをシンプルにするというビジョンを実現する上で、非常に重要な意味を持つもの」と、その意義を語っている。下記は今回の発表を説明する動画（英語）。