- 2022/12/05 掲載
ユーロ圏総合PMI、11月改定47.8に上昇 景気後退は軽度の可能性
雇用指数は52.5から51.8に低下。需要が再び減少し、景気回復の見通しが立たないため企業は採用を控えている。
サービス部門PMIは48.6から48.5に低下し、2021年初頭以来の低水準。速報値の48.6から下方修正された。
ただ投入価格指数と産出価格指数がともに低下し、インフレ圧力がすでにピークに達した可能性を示唆した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「インフレがピークに達した兆しを調査は示しており、物価上昇による需要への逆風は、冬の寒さが厳しくならなければ今後数カ月で和らぎ始めるだろう。不況が短期間で比較的穏やかなことを示唆する」と述べた。
その上で、11月の指標からはこれまでの経済縮小が0.2%程度だったことを示すとの見方を示した。
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