- 2023/03/22 掲載
銀行不安で金融政策鈍ればインフレ加速も=独政府経済諮問委
年2回の報告書で「最近の金融市場リスク増大は中央銀行のインフレとの闘いを一層困難にしている」と指摘。インフレ率について「徐々にしか低下せず、予測期間を通じて高止まりする」とし、その結果、購買力が失われ、金利上昇を伴う金融引き締めが続き、経済不確実性の高い状態が続くことが企業投資を減退させるとした。
ドイツ経済が年内に穏やかな景気後退に直面するという予測を修正し、国内総生産(GDP)は2023年に0.2%、24年に1.3%それぞれ成長するとの見方を示した。これは政府予想と一致する。
インフレ率予測は23年が6.6%、24年が3.0%となっている。
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