- 2023/10/16 掲載
金小売価格、最高値更新=中東情勢緊迫で有事の買い
中東情勢の緊迫を背景に、金相場が騰勢を強めている。貴金属販売大手の田中貴金属工業(東京)によると、16日の店頭小売価格(税込み)は、前週末に比べ262円高の1グラム当たり1万233円となり、9月21日以来約3週間ぶりに最高値を更新した。
イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの戦闘激化を背景に、投資家が「有事の金買い」に動いている。前週末は国際的な指標であるニューヨーク金先物相場が急伸したことを受け、円建ての金価格も大幅高となった。
【時事通信社】 〔写真説明〕金地金=2022年8月、東京・銀座の「GINZA
TANAKA」
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