- 2023/10/19 掲載
南アはEV移行加速へ規制整備を=メルセデス現地法人幹部
[ヨハネスブルグ 18日 ロイター] - ドイツ自動車大手メルセデス・ベンツの南アフリカ子会社のマーク・レイン共同最高経営責任者(CEO)は18日、南アは電気自動車(EV)需要の喚起に向けた速やかな規制整備を進める必要があるとの見解を示した。
同国で生産される自動車は4分の3が輸出向け。メルセデス・ベンツは南アで生産した車両の90%を主に欧州に輸出している。欧州は2035年以降、ガソリンとディーゼルエンジン搭載の新車販売を禁止する方針を打ち出している。
一方、南アのEVに関する政策文書の策定は計画から2年遅れており、政府は今年中に発表するとしている。
レイン氏はロイターのインタビューで、南アがEVへの移行に乗り遅れれば、世界から取り残される危険を冒すことになると語った。同氏は自動車業界の避けられないEVへの移行を支える具体的な政策が不可欠だと強調し、その政策を即座に実施しなければならないと付け加えた。
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