- 2023/10/23 掲載
トヨタ、インド政府にハイブリッド車税率引き下げ要請
[ニューデリー 23日 ロイター] - トヨタ自動車のインド現地法人は、ハイブリッド車の税率を引き下げるようインド政府に求めた。ハイブリッド車はガソリン車よりはるかに環境に優しいが、それに見合った政策上の扱いを受けていないと主張している。
トヨタは、インドでハイブリッド車の需要が急増していることを受けて生産能力の拡大を計画しているが、インド政府は電気自動車(EV)の普及を重視。EVの税率は5%だが、ハイブリッド車の税率は43%と、ガソリン車の48%をわずかに下回るにすぎない。
トヨタの現地法人はインド政府の諮問機関であるインド行政委員会に先月20日に書簡を送り、排ガス削減と燃費向上を踏まえると、ハイブリッド車とガソリン車の税率の差が5%ポイントしかないのは不十分だ主張。ハイブリッド車についてはガソリン車との税率の差を11%ポイント、エタノールを燃料に走行できるフレックス燃料ハイブリッド車については14%ポイントとすることを求めた。
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