- 2025/10/30 掲載
FRB0.25%利下げ、2会合連続 量的引き締め12月終了
利下げは予想通りで、決定は10対2。ミラン理事が0.5%ポイントの利下げを主張した一方、カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁が金利据え置きを主張した。緩和と引き締めの双方を主張する反対票が投じられるのは1990年以降で今回が3回目となる。
政府機関の一部閉鎖で経済指標の発表が滞る中、FRBは視界不良の中で政策運営を強いられており、FOMC声明で失業率に関する判断は政府機関が閉鎖される前に労働省が発表した最後の雇用統計だった8月の統計に基づいていると説明。入手された経済指標から、経済は緩やかなペースで成長を続けていることが示唆されているとしたほか、ここ数カ月で雇用の下振れリスクが高まったとの認識も示した。
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