- 2025/10/30 掲載
カナダ中銀、0.25%利下げ=2会合連続、米関税で景気悪化
【ニューヨーク時事】カナダ銀行(中央銀行)は29日、主要政策金利である翌日物金利の誘導目標を0.25%引き下げ、2.25%にすることを決めた。景気悪化とインフレ鈍化の見通しを踏まえ、9月に続き2会合連続で利下げした。金利は2022年7月以来、3年3カ月ぶりの低水準となった。
マックレム総裁は記者会見で、トランプ米政権の高関税政策と貿易の先行き不透明感により「カナダ経済は弱体化した」と分析。関税コストによるインフレ圧力の上昇を景気の弱さが打ち消している状態だと述べた。
【時事通信社】
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