- 2025/10/31 掲載
ネットフリックス、ワーナー・ブラザース買収検討へ投資銀行起用
[30日 ロイター] - 米動画配信サービス大手ネットフリックスは、米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)のスタジオおよびストリーミング事業に対する買収提案を積極的に検討しており、アドバイザーを起用して財務情報にアクセスしていると、関係者3人が明らかにした。
ネットフリックスは、パラマウント・グローバル買収に成功したスカイダンス・メディアのアドバイザーを務めた投資銀行モーリスを起用し、提案の可能性を評価しているという。また、買収案の提示に必要な財務情報を含むデータルームへのアクセスも許可されているという。
WBDとモーリスはコメントを控えた。ネットフリックスからのコメントは得られなかった。
ネットフリックスはWBDのスタジオ事業を所有することで、ハリー・ポッターやDCコミックスのフランチャイズを含む、ハリウッドで最も成功した物語やキャラクターの一部を管理できるようになる。WBDの多作なテレビスタジオは「ランニング・ポイント」や「You」といったオリジナルシリーズを含むネットフリックスのヒット作の多くも制作している。HBOとその関連ストリーミングサービスは、さらに多くの質の高いドラマや加入者を同社にもたらすだろう。
ネットフリックスのテッド・サランドス最高経営責任者(CEO)は先週、WBDのケーブルテレビネットワークの買収には関心がないと述べている。
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