- 2025/10/31 掲載
米レディット、第4四半期見通しが予想上回る AI広告戦略奏功
[30日 ロイター] - オンライン掲示板運営の米レディットは30日に示した第4・四半期の業績見通しが市場予想を上回った。人工知能(AI)を搭載した広告ツールが企業のマーケティング支出拡大に寄与している。同社株は引け後の時間外取引で9%上昇した。
ジェン・ウォン最高執行責任者(COO)によると、レディットの広告事業は幅広い顧客を獲得しており、第3・四半期のアクティブ広告主数は75%以上増加した。
レディットはアルファベット傘下グーグルやマイクロソフトが支援するオープンAIとライセンス契約を結んでいる。
第4・四半期の売上高見通しは6億5500万─6億6500万ドル。LSEGがまとめたアナリストの平均予想(6億3790万ドル)を上回った。
第4・四半期の調整後利払い・税引き・償却前利益(EBITDA)は2億7500万─2億8500万ドルの見通しで、こちらも市場予想の2億5880万ドルを上回った。
第3・四半期の売上高は68%増の5億8500万ドル。市場予想は5億4570万ドルだった。
今回の決算は、混み合うソーシャルメディア市場で大きなシェアを握るTikTok(ティックトック)やメタ・プラットフォームズと競合する同社にとって明るい材料となる。
ただ、米国のデイリーアクティブユニークユーザー数は第3・四半期に7%増と、前期の11%増から伸びが鈍化した。世界では19%増加し、1億1600万人に達した。
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