- 2025/10/31 掲載
為替円安「かなり一方的」、高い緊張感持ち見極め=片山財務相
[東京 31日 ロイター] - 片山さつき財務相は31日、為替動向に関し「足元は、かなり一方的な、急激な動きがみられている」と述べた。同日午前の閣議後会見で語った。日銀が29、30両日の金融政策決定会合で利上げを見送ったことで為替が円安に振れていた。
片山財務相は、日銀会合に先立つ米連邦公開市場委員会(FOMC)も重なり、これらの受け止めで振幅した部分があるとの考えを示したうえで、「(為替は)ファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要」と強調。「投機的な動向を含めて、為替市場における過度な変動や無秩序な動きについて、高い緊張感を持って見極めている」と述べた。
日銀が利上げを見送った判断については「現在の諸般の状況を鑑みれば、極めてリーズナブルな決定」とした。
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