- 2025/11/01 掲載
米国のインフレ高止まり、金利据え置き妥当=クリーブランド連銀総裁
ハマック総裁はダラス地区連銀が主催したイベントで「インフレは依然として高すぎる」とし、「連邦公開市場委員会(FOMC)は金利据え置きを決定するべきだった」と述べた。
ハマック氏はこのほか、FRBが金融政策運営に利用する主要政策金利の見直しに前向きな考えを表明。金融市場の構造が大きく変化していることを踏まえ、フェデラルファンド(FF)の誘導目標から別の金利指標への移行を検討することに前向きだと述べた。
アトランタ地区連銀のボスティック総裁は同じイベントで、最終的には今週のFOMCで決定された利下げを支持することにしたとしながらも、「インフレが重大な問題であることを看過できない。インフレ率を目標とする2%に戻さなければならない」と語った。
FRBは28─29日に開いたFOMCで0.25%ポイントの利下げを決定したが、ミラン理事が0.5%ポイントの利下げ、カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁が金利据え置きを主張し、決定は10対2だった。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR