- 2026/02/05 掲載
スズキ、通期純利益予想を上方修正 期末配当1円増配
Maki Shiraki
[東京 5日 ロイター] - スズキは5日、2026年3月期通期の連結純利益予想(国際会計基準)を前回の3200億円から3900億円へ上方修正した。前年比での減益幅は23.1%減から6.3%減に縮小する。為替前提の見直しや固定費の抑制などを織り込んだ。
修正後の純利益予想は、IBESがまとめたアナリスト15人の予想平均値3743億円を上回った。
通期純利益予想の上方修正を踏まえ、期末配当も前回予想比1円増配の1株当たり24円に引き上げた。中間配当を含めた年間配当は46円と前年比で5円増配となる見込み。
通期の営業利益予想も前年比22.2%減の5000億円から同11.3%減の5700億円へ上方修正した。前回予想と比べ原材料高の影響が200億円、四輪販売計画の引き下げが100億円圧迫する一方、為替影響が700億円、固定費などコスト抑制が300億円押し上げる。
通期予想の前提為替レートについては、米ドルが149円(前回予想は140円)、ユーロは174円(同160円)、インドルピーは1.70円(同1.68円)とそれぞれ円安方向に見直した。
通期の四輪世界販売計画は331万4000台と前回予想から1万台引き下げた。軽自動車の減少、主力市場のインドでの物品・サービス税改定前に発生した想定以上の買い控えなどを反映した。
昨年10月から続く半導体の供給制約リスクは依然として残るが、代替品への切り替えなどを進め、現時点では生産への影響を最小限にとどめているとしている。
同時に発表した25年4─12月期連結決算によると、純利益は前年同期比1.7%減の3063億円だった。
最新ニュースのおすすめコンテンツ
PR
PR
PR