- 2026/03/18 掲載
米ボーイング、商用機部門の黒字化は予想より遅い2027年に
[17日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングのジェイ・マラベ最高財務責任者(CFO)は17日、商用機部門の黒字化が当初予想されていた今年ではなく、2027年になるとの見通しを示した。航空部品大手スピリット・エアロシステムズの買収コストが予想以上に膨らんだためで、ボーイングにとって新たな打撃となる。
商用機部門の第1・四半期の営業損失率は7.5─8%になる見通し。同部門は25年に6億3200万ドル、24年には21億ドルの損失を計上している。
マラベ氏はまた、主力小型機「737MAX」の生産を「今年半ば」に月約42機から47機に増やし、年内に約500機を納入する見込みだと述べた。
同氏は、ボーイングが近い将来に新たなジェット旅客機を導入する計画はないとし、航空会社も新技術もボーイング自体も、新しい航空機モデルに対応する準備が整っていないと指摘した。
第1・四半期の中型旅客機「787ドリームライナー」の納入台数は当初の予測である20機から、約15機へと減少する見込みで、主な要因はプレミアムクラスの座席デザインの認証遅延にあると説明した。
同社は787の生産ペースを現在の月8機から26年末までに10機へと引き上げることを目指している。
マラベ氏は、防衛・宇宙部門については「本来あるべき一桁台後半の利益率」に向かうにつれ、26年に黒字化する見込みだと述べた。
設備投資は今年約40億ドルに増加し、来年も同水準で推移する見込みだという。
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