- 2026/03/18 掲載
欧米ノンバンク融資問題、邦銀影響をモニタリング=金融庁長官
[東京 18日 ロイター] - 金融庁の伊藤豊長官は18日、欧米のプライベートクレジット(ノンバンク融資)市場で最近、引き出し制限などが起き懸念が広がっていることに絡み、日本の金融機関への影響について「まだ具体的なことは何も出ていない」との見解を示した。
そのうえで伊藤長官は、「実態は常に聞いており、邦銀のエクスポージャーは詳細に分かるので、ご本人たち(邦銀)の見立てや、どういう風に動かしているかを含め、まずよくモニタリングしていく」と述べた。
ロイターの単独インタビューで語った。
イラン情勢については「金融市場や金融全体に影響があると思うが、情勢の先行きがどうなるかが大きく影響する。状況をよく見ていくということだと思う」とし、注視する考えを示した。
プライベートクレジットを巡っては、米資産運用大手ブラックロックが?プライベートクレジットファンドで償還請求の急増を受け、引き出し制限に踏み切っている。米投資銀行モルガン・スタンレーも投資家から発行済投資口数の11%弱相当の解約請求を受け、プライベートクレジットファンドの一つで引き出しを制限したことが明らかになっている。
一方、英住宅ローン専門会社マーケット・フィナンシャル・ソリューションズ(MFS)の経営破綻を受け、銀行やプライベートクレジットファンドのエクスポージャーに対する懸念が高まっている。三井住友銀行もエクスポージャーがあると報じられた。
(岡坂健太郎、山崎牧子 編集:橋本浩)
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