- 2026/03/19 掲載
ECB、銀行規制緩和に慎重姿勢 地政学的リスクへ備え求める
ECBは地政学的リスクに対する金融機関の対応能力の強化を今年の重要課題としており、今後数カ月以内に大手銀行に対するストレステストを実施する予定だ。
米国での規制緩和の動きを背景に、欧州をはじめ他地域でも同様に規制緩和への要求が強まっている。交戦開始後に欧州各国の銀行株は売りが目立ったものの、市場の秩序は保たれており、米関税措置などで不確実性が高まった際と似た状況になっている。
ECBの銀行監督責任者のクラウディア・ブッフ氏は、金融市場が地政学的リスクを過小評価していると強調。急激な売りにつながる可能性があると警鐘を鳴らした。金融機関の保有資本水準は適切で、必要な余力を備えているとする一方、依然として高いリスクが残っていることから「金融ストレス指標に十分に反映されておらず、リスクの評価が急激に変わる可能性がある」と指摘した。
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