- 2026/03/19 掲載
電気料金への影響「夏前に」=イラン情勢悪化で燃料高騰―電事連会長
電気事業連合会の森望会長(関西電力社長)は19日の記者会見で、イラン情勢悪化が電気料金に与える影響について、「今の燃料コストが反映されるのは夏前ぐらいだ」との認識を示した。足元の燃料価格高騰により、電気料金は今夏にかけ上昇が懸念される。
国内の電源構成の約3割を占めるガス火力発電は、液化天然ガス(LNG)を燃料とする。9割超を中東に依存する原油と異なり、中東からの輸入割合は1割程度にとどまり、調達先の多角化が進んでいる。森氏は、LNGの安定調達に「直ちに影響が出ることはない」と述べた。
しかし、イラン情勢の悪化が長期化した場合は、LNGの価格上昇や需給の逼迫(ひっぱく)につながると指摘。「火力発電の安定的な運転にリスクが起こりかねない」との認識を示した。
電気料金は4月使用分から上昇を見込む。経済産業省は19日、再生可能エネルギーの普及のため電気料金に上乗せしている賦課金が、標準的な家庭(1カ月の使用量400キロワット時)で月80円増え、1672円になると発表した。4月分から適用される。政府補助も同月分で終了するため、家計負担は一段と増すことになる。
【時事通信社】
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