- 2026/03/23 掲載
テラドローン、防衛装備品市場に本格参入 26年度中に米子会社設立
[東京 23日 ロイター] - 産業用無人機(ドローン)の開発・運用などを手がけるテラドローンは23日、防衛装備品市場に本格参入すると発表した。迎撃・偵察のドローン、無人ボートなどの製品の提供・開発を行う。製品の輸出入や技術連携などを担う米子会社「テラ・ディフェンス(予定)」を2026年度中に設立し、迅速で柔軟な供給体制を構築する。
日本政府の多層的沿岸防衛体制(SHIELD)構想への適応に加え、ウクライナや米国、北大西洋条約機構(NATO)諸国、アジア諸国での展開を目指す。
徳重徹社長は同日の説明会で「ウクライナ侵攻や中東情勢で証明されている通り、防衛におけるドローンの役割が極めて大きくなってきている。日本の防衛力も強化していかなければならない」と説明。日本の伝統的な企業が防衛装備品を手掛けるのはレピュテーションリスクなどの観点から慎重になるため、「スタートアップ(新興企業)のわれわれがやらなければならないという気概で意思決定した」と述べた。
具体的な業績目標については言及を控えたが、「短期間でトップランナーになっていく」とし、「世界トップ5に入るように目指したい」とも語った。製品に関しては「当然、自社開発を考えてやっている部分もあるし、提携やM&Aなどいろいろなやり方がある」との見解を示した。
事業開始に伴う投資額は現時点で未定だが、3月16日に公表した27年1月期の連結業績予想の範囲内に収まる見込みで、現時点での業績への影響も同予想に織り込み済み。
テラドローンは24年11月、東証グロース市場に上場した。
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