- 2026/03/24 掲載
ミランFRB理事、原油高でも利下げ支持変えず 「見通し不確実」
ミラン氏は「見通しを本当に変える前に、あらゆる情報が入ってくるのを待つべきだ。12カ月先がどうなるのか、明確な見通しを持つにはまだ時期尚早だ」とした上で、「通常であれば、このような原油価格の急変は乗り越えられるものだ。つまり、私の政策見通しは以前と変わらず、以前から考えていた段階的な利下げになることを意味する」と述べた。
ミラン氏は、先週の米連邦公開市場委員会(FOMC)と最新の経済見通しに言及し、自身の予測について「前回12月の時点では年間6回の利下げを予測していたが、その後に発表されたインフレデータを受けて、年間4回の利下げに削減した」と述べた。同時に、インフレの動向に関する自身の見通しも引き上げたという。
労働市場については「まだ金融政策の追加的な支援が必要だと思う。それが前回の会合で政策維持に反対票を投じた理由だ」との見方を示した。「インフレリスクは少し懸念されるようになったが、失業リスクも懸念されるようになった。なぜなら、原油高というマイナスの供給ショックは、マイナスの需要ショックでもあるからだ」と指摘した。
FRBが注視すべきは、原油価格の上昇がインフレ期待と賃金を押し上げるかどうかだが、ミラン氏によると、現時点ではどちらも起きていない。
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