- 2026/03/24 掲載
MUFG、資産形成のデジタル新会社設立へ eスマート証券とウェルスナビ統合
[東京 24日 ロイター] - 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は24日、AI(人工知能)をフル搭載した個人向け資産形成サービスを提供する新会社を設立すると発表した。グループ内の三菱UFJeスマート証券、ウェルスナビを統合し、デジタル技術を活用した資産形成ビジネスを強化する。
設立は2027年度中を予定。両社を束ねる中間持ち株会社を26年度4─6月期をめどに立ち上げる。統合に先行し三菱UFJeスマート証券は5月中旬に国内株式の取引手数料を一定の条件付きで無料化する。
同社は26年度後半にデジタルバンクの開業も控えており、AIが「 日々の家計管理から資産管理まで」(リテール・デジタル事業本部長である山本忠司常務)をサポートしスマホ内のアプリで完結するサービスを提供する。
ウェルスナビの柴山和久CEOは「『預金にあるお金をいつ資産形成に回していくのだろう』という悩みは非常に強くあると考えている」と述べ、預金を中心とする銀行サービスとNISA(少額投資非課税制度)を中心とする資産形成サービスを「シームレスにつないでいくことが非常に重要だ」と指摘した。
MUFGは昨年6月には、新たな個人向け金融サービスブランドである「エムット」を立ち上げており、本施策は同リテール戦略の一環となる。グループ内に分散していた金融サービスやデータを統合してデジタルバンクと対になる形で運営し、預金金利、ポイント還元、優遇手数料などを提供する。山本常務は「グループ内で100%保有し、内製していることからできるメリット」だと強調した。
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