- 2026/03/25 掲載
米国株式市場=反落、イラン情勢巡り懸念と期待交錯
Purvi Agarwal
[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米国株式市場は反落。原油価格上昇への懸念と、イランでの紛争解決への期待が交錯する中、相場は不安定な展開となった。
戦争を巡る不透明感や、2年債の入札結果が低調だったことを受け、米国債利回りが上昇したことも、株式市場を圧迫した。
トランプ米大統領は24日、記者団に対し、敵対行為の終結に向けた合意を目指して米国はイランの「正しい相手」と協議を進めていると説明。イランが核兵器を永久に保有しないことで合意したとも主張した。これを受けて主要株価3指数は若干持ち直した。
ただ、米国防総省が精鋭部隊である第82空挺師団から数千人の兵士を中東に派遣する計画だという報道を受け、戦争が長期化して原油価格が高止まりする可能性が懸念された。
前日にはトランプ氏がイランの発電所への攻撃を5日間延期すると表明し、原油価格が大幅下落したことから、株価指数は2月6日以来の大幅な上昇率を記録していた。
BMOプライベート・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、キャロル・シュライフ氏は「投資家はソーシャルメディアとニュースの見出しの両方に目を向けており、株式市場は足場を探っている。われわれは非常に短期志向だ」と指摘した。
S&P総合500種の主要11業種のうち、4業種が下落して取引を終えた。エネルギーが2.05%上昇して上げを主導した一方、通信サービスが2.50%安と下落率トップだった。情報技術は0.76%安でこれに続いた。
アレス・マネジメントとアポロ・グローバル・マネジメントがプライベートクレジット(ノンバンク融資)ファンドの引き出し要請急増を受けて、償還を5%に制限したことから、プライベートクレジットを巡る懸念が再燃した。
アレスの株価は1%安で引けた。アポロ・グローバルは0.7%高となった。同業ブラックストーンとカーライルはそれぞれ1.25%安、0.9%安となった。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は24日、三井住友フィナンシャルグループが米投資銀行ジェフリーズの買収に向けた計画を進めていると報道。ジェフリーズは2.5%上昇した。
米取引所の合算出来高は179億4000万株。直近20営業日の平均は207億2000万株。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.31対1の比率で上回った。ナスダックでも1.58対1で値下がり銘柄が多かった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 46124.06 -84.41 -0.18 46099.86 46400.82 45769.69
前営業日終値 46208.47
ナスダック総合 21761.89 -184.87 -0.84 21807.60 21916.16 21712.04
前営業日終値 21946.76
S&P総合500種 6556.37 -24.63 -0.37 6552.09 6595.75 6525.11
前営業日終値 6581.00
ダウ輸送株20種 18328.82 +243.05 +1.34
ダウ公共株15種 1138.22 +5.78 +0.51
フィラデルフィア半導体 7872.71 +99.58 +1.28
VIX指数 26.95 +0.80 +3.06
S&P一般消費財 1757.55 -9.62 -0.54
S&P素材 608.35 +9.97 +1.67
S&P工業 1388.71 +7.89 +0.57
S&P主要消費財 913.01 +0.77 +0.08
S&P金融 820.53 +0.38 +0.05
S&P不動産 256.72 -1.98 -0.76
S&Pエネルギー 934.97 +18.78 +2.05
S&Pヘルスケア 1690.03 +0.63 +0.04
S&P通信サービス 424.07 -10.89 -2.50
S&P情報技術 5241.67 -37.41 -0.71
S&P公益事業 458.51 +3.35 +0.74
NYSE出来高 15.59億株
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 52455 + 215 大阪比
シカゴ日経先物6月限 円建て 52420 + 180 大阪比
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