• 2026/03/25 掲載

午前の日経平均は続伸、一時1700円超高 買い一巡後は上値重い

ロイター

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[東京 25日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比1364円17銭高の5万3616円45銭だった。米国・イスラエルとイランの停戦を巡る報道を受け、一時1700円超高となったが、買い一巡後は次第に上値が重くなった。中東情勢を巡る不透明感は完全には払拭されていないとの見方が根強かった。

日経平均は763円高で寄り付き、心理的節目の5万3000円を回復。その後も上値を伸ばし、1770円高の5万4022円88銭と相次ぎ大台を回復した。米政府がイランに中東戦争終結に向けた15項目の和平案を送ったとの報道を受け、停戦により世界の原油供給の混乱が緩和されるとの見方が広がった。米WTI先物は一時、1バレル=86ドル台まで下落した。

買い一巡後は上値が重くなり、日経平均は徐々に上げ幅を縮小する展開となった。交渉を巡る不透明感が投資家心理の重しとなった。

市場では「原油先物などエネルギー価格が反落しており、リスクオンにベットせざるを得ない状況」(三井住友信託銀行の瀬良礼子シニアマーケットストラテジスト)との声が聞かれた。一方で、ホルムズ海峡の事実上閉鎖が続く中、長期を見据えた買いは入りづらいという。

主力株では、ソフトバンクグループが7%超高で1銘柄で日経平均を211円押し上げた。傘下の英半導体設計大手アームが初の自社製となる人工知能(AI)半導体を発表し、好感された。そのほかフジクラが7%超高、東京エレクトロンが4%超高、アドバンテストが2%超高となった。

半面、リクルートホールディングス、コナミグループは1%超安とさえなかった。

TOPIXは2.39%高の3644.77ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は3兆4625億5100万円だった。東証33業種では、値上がりは保険、非鉄金属、ガラス・土石製品、銀行、建設など32業種、値下がりは鉱業のみとなった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1477銘柄(93%)、値下がりは84銘柄(5%)、変わらずは23銘柄(1%)だった。

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