- 2026/03/25 掲載
午前のドルは158円後半でもみ合い、イランの対応注視
[東京 25日 ロイター] - 午前のドルは158円後半でのもみ合いとなった。イランとの停戦合意に向けた米国からの発信に対して、市場の懐疑的な見方が強まっており、イラン側が応じるかどうかが焦点となりつつある。先行きが読めず、為替市場でも上下双方に動きづらい状況が続く。
ドルは朝方から158円後半を中心に、上下の値幅約25銭での小動きに終始した。実需の売買が集中する五・十日で、仲値公示前後では売りも買いもしっかりだったとの声が聞かれた。
米政府がイランに中東戦争終結に向けた15項目の和平案を送ったとの報道や、米国がイランとの1カ月の停戦を模索しているとの報道など、米国側の積極的な働きかけが報じられているものの、「イラン側がどう応じるか」(国内銀行の為替ディーラー)がより重要との声が聞かれる。
米国の対応については、原油の値動きに応じてイランへの対応の硬軟を使い分ける「原油価格版のTACOトレード」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフ為替ストラテジストの植野大作氏)との指摘も出始めている。「米国側の発表だけをうのみにする心理状態ではもはやなくなっている」(植野氏)として、イラン側の動きが出てこない限り、手掛けづらさは続くとの見方がある。
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