- 2026/03/25 掲載
日経平均は大幅続伸、一時5万4000円回復 中東懸念やや後退
[東京 25日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅に続伸し、前営業日比1497円34銭高の5万3749円62銭で取引を終えた。中東情勢を巡る過度な懸念が後退し、幅広く買いが先行した。指数寄与度の大きい半導体株が堅調で相場を支え、日経平均は前場に一時5万4000円を回復する場面もあった。ただ、買いが一巡した後は目立った材料も少なく、プラス圏でもみ合う展開が続いた。
日経平均は前営業日比763円高でスタートした後、上げ幅を拡大し、前場序盤に1770円高の5万4022円88銭まで値上がりした。米国がイランとの1カ月間の停戦を模索しているとの報道を受け、原油価格が急落したことが支援材料となった。セクター別では、保険や非鉄金属などが大幅高となった。後場に入ると、プラス圏で堅調な推移は続いたが指数の方向感は出づらく、5万3700円近辺を軸に一進一退となった。
日銀が1月に開いた金融政策決定会合で、大方の委員が今後の金融緩和度合いの調整について、「特定のペースを念頭に置かずに、経済・物価・金融情勢を丁寧に点検しながら毎回の決定会合において適切に判断していくことが望ましい」との認識を示していたことが明らかになった。
市場では「足元の相場はイラン情勢を注視しており、日銀会合の議事要旨の影響は限定的」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。
水戸証券の投資情報部情報課長・岩崎利昭氏は「中東情勢が落ち着くまでは、上値をどんどん追う動きにはなりにくい」と話している。中東情勢の混迷によって、企業が保守的な業績見通しを示すリスクも意識され、「日経平均は目先、ボックス圏での推移となりそうだ」(岩崎氏)という。
TOPIXは2.57%高の3650.99ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比2.57%高の1881.52ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆0431億8300万円だった。東証33業種では、鉱業以外の32業種が値上がり。保険、非鉄金属、ガラス・土石製品などが値上がり率上位に入った。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.34%高の741.48ポイントと、続伸した。
きょうグロース市場に新規上場したベーシックは公開価格を8.04%下回る800円で初値を付け、一時835円まで上昇。800円で取引を終えた。同じくグロース市場に新規上場したジェイファーマは公開価格を8.06%下回る809円で初値を付け、700円で取引を終えた。
個別では、ソフトバンクグループが7%超高と大幅上昇。傘下の英半導体設計大手アームが24日、初の自社製となる人工知能(AI)半導体「AGI CPU」を発表し、材料視された。
アドバンテストや東京エレクトロンも堅調。フジクラも大幅高。一方、カプコン、ガンホー・オンライン・エンターテイメントなどゲーム関連が下落した。
プライム市場の騰落数は、値上がり1461銘柄(92%)に対し、値下がりが110銘柄(6%)、変わらずが14銘柄だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 53749.62 +1,497.3 53015.80 53,015.80
4 ─54,022.88
TOPIX 3650.99 +91.32 3612.98 3,612.86─
3,660.47
プライム市場指数 1881.52 +47.11 1862.33 1,862.33─
1,886.26
スタンダード市場指数 1679.95 +34.58 1663.68 1,663.68─
1,682.43
グロース市場指数 962.92 +22.23 949.63 949.63─96
5.75
グロース250指数 741.48 +16.93 731.56 731.56─74
3.96
東証出来高(万株) 219958 東証売買代金(億 70431.83
円)
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