• 2026/03/30 掲載

短期金利が適切に調整されず、物価上振れと市場認識なら長期金利も上振れリスク=日銀総裁

ロイター

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Takaya Yamaguchi

[東京 30日 ロイター] - 植田和男日銀総裁は30日の衆院予算委員会で、「短期金利が適切に調整されずに、物価が上振れる可能性があると市場が認識した場合には、長期金利も上振れるリスクがある」と語った。長期金利が安定的に形成されるよう「経済物価に対する見方や金融政策運営の考え方について、市場との間で丁寧なコミュニケーションに努め、適切な政策を運営していく」との考えも述べた。階猛委員(中道)への答弁。

長期金利動向を巡り、植田総裁は「先行きの経済物価情勢、あるいは金融政策、財政政策に対する市場の見方などを反映して変動する」と述べた。その上で「先行き2%の物価安定目標が達成される確度が高まることに応じて、短期金利を適切なペースで引き上げていけば、長期金利もそうした動きと整合的な形で、安定的に形成されていくと考えられる」とした。

為替円安に関しては「金融政策は為替相場を直接コントロールすることを目的としていない」と語った。

一方で「当然のことながら為替相場は、わが国の経済物価情勢に大きな影響を及ぼす要因の一つ」と指摘。「過去と比べると、企業の賃金、価格設定行動が積極化する下で、為替の変動が物価に影響を及ぼしやすくなっている面がある。そうした動きが予想物価上昇率の変化を通じて、基調的な物価上昇率に影響する可能性があることにも留意が必要」と述べた。

植田総裁は「為替相場の動向も含めて、現下のさまざまな金融、経済情勢を動かしている要因が、持続的にインフレ率を2%に安定的に誘導するという私どもの目標に照らして、どういうインプリケーションを持つかということを、よく考えながら、政策を決定していく」との考えも示した。

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