- 2026/04/24 掲載
金銭詐取、問われる監督責任=傘下2社で不正発覚―プルデンシャル親会社
プルデンシャル生命保険の社員が顧客から金銭を詐取していた問題で、グループのジブラルタ生命保険でも同様の不正の疑いが浮上した。被害の規模は一段と膨らむ見込みで、親会社であるプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン(東京)の監督責任が問われるのは必至だ。
発表によると、親会社が設けた補償対応の窓口には、ジブラルタ生命についても約70件の被害の申し出が寄せられている。今後被害状況などを精査し補償が必要か判断するが、当初計31億円としていた被害額はさらに拡大する見通しだ。
金融庁はすでにプルデンシャル生命と親会社の検査に入っており、営業社員の管理体制や再発防止策が十分かどうか調査を進めている。一連の検査で保険業法違反などが見つかれば、業務停止命令も視野に厳しい行政処分を下す可能性がある。
営業自粛の延長や企業イメージ失墜により、業績への打撃も避けられない。プルデンシャル生命は親会社も含め「財務基盤は強固」と強調するが、秋山泰宏副社長は22日の記者会見で「解約の申し出は実際に増加している」と認めた。
【時事通信社】 〔写真説明〕記者会見するプルデンシャル生命保険の得丸博充社長(右)ら=22日午後、東京都千代田区
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