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- 2026/04/21 掲載
【Copilot】レポート作成の常識が激変…GPTとClaudeの「合わせ技」が想像を超えた
連載:Copilot for Microsoft 365で変わる仕事術
1983年生まれ、秋田県出身。2010年に自社のMicrosoft 365(当時BPOS)導入を担当したことをきっかけに、多くの企業に対してMicrosoft 365導入や活用の支援をはじめる。Microsoft 365に関わるIT技術者として、社内の導入や活用の担当者として、そしてひとりのユーザーとして、さまざまな立場の経験から得られた等身大のナレッジを、各種イベントでの登壇、ブログ、ソーシャルメディア、その他IT系メディアサイトなどを通じて発信している。
(後ほど詳しく解説します)
「Critique」とは? レポートの“品質”が激変する
まず「Critique」から見ていきます。英語のCritiqueには、批評・講評・評価といった意味があります。リサーチツールエージェントのCritiqueも、まさにその言葉通りの発想で作られています。これまでのリサーチツールエージェントは、1つのモデルが調査の計画から情報収集、要約、文章化、最終整理までを一気通貫でこなしていました。Critiqueはここを変えています。生成と評価を、それぞれ別のモデルで分担する仕組みです。
マイクロソフトの説明によれば、1つのモデルが調査と初稿作成を担当し、別のモデルがその内容をレビュー・改善してから最終レポートを仕上げる構成になっています。利用されるモデルはアンソロピックのClaudeとOpenAIのGPTを含む複数とされていますが、実際の画面表示を見る限り、調査・初稿作成をGPTが、レビュー・改善をClaudeが担っているようです。
別のモデルにレビューを任せることで、ユーザーの意図にきちんと応えられているか、必要な示唆や結論が含まれているか、主張が明確な根拠と引用に支えられているか、といった点をより厳しくチェックできるようになります。レポート全体の品質を底上げしようという狙いです。
今後はCritiqueがリサーチツールエージェントの既定の動作となり、ユーザーが特別な操作をしなくても、モデルピッカーで「自動」を選ぶだけで利用できます。マルチモデルの価値をアピールしながらも、ユーザーにそれを意識させすぎない設計になっている点は、マイクロソフトのマルチモデル戦略の特徴の1つだと感じます。
実際に触ってみると、画面の見え方はこれまでとほぼ変わりません。調査の進ちょくが表示される流れも、レポートの見え方もこれまでのリサーチツールエージェントと同じです。
ただ、以前より「もっともらしいが不確かな情報」が抑えられている印象は確かにあります。もっともこの効果は、実務においてさまざまな場面で繰り返し利用し、引き続き見ていく必要がありますが、ユーザーにとってはわかりやすいメリットがあるアップデートだと思います。
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