- 2020/12/11 掲載
NTTが起債1兆円の条件決定、国内最大
年限は3年と5年、7年、10年の4本で、それぞれ発行額・利率は1000億円・0.05%、3000億円・0.18%、2000億円・0.28%、4000億円・0.38%。
当初5000億円の起債を見込んでいたが、投資家からの需要が強いことを踏まえて段階的に1兆円へと増額した。金融情報・分析会社リフィニティブのデータによると、国内企業による一度の起債額で過去最大規模。NTTは、海外向けとして年度内に1兆円規模の米ドル債を起債する方向でも調整している。
NTTの有利子負債は2019年度の4.7兆円がドコモ株のTOBを通じて9兆円に膨らんだ。これをリース事業の分社化や債権の流動化、負債の返済で6兆円程度に抑え、格付けのシングルAを確保したい考え。
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