• 2020/12/14 掲載

中国当局、アリババやテンセントなどに罰金 独占禁止法巡る報告で

ロイター

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[上海 14日 ロイター] - 中国国家市場監督管理総局(SAMR)は14日、アリババ・グループ・ホールディング、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)出資の閲文集団(チャイナ・リテラチュア)、および深セン豊巣(ハイブ・ボックス)について、独占禁止の観点から過去の案件を適切に報告しなかったとし、それぞれ50万元(約7万6000ドル)の罰金を科すと明らかにした。

SAMRは、アリババの銀泰商業(インタイム・リテール)を巡る案件やチャイナ・リテラチュアの新麗伝媒(ニュー・クラシックス・メディア)買収などを調査した結果、今回の措置を決定したと説明している。

報道を受け、テンセントとアリババの香港上場株は午後に下落。アリババは2.5%安で3週間ぶり安値、テンセントは2.8%安で2週間ぶり安値を付けた。香港市場のハンセン指数は0.5%安。

中国はハイテク大手の監視強化を打ち出している。過去数年にわたり独占で競争を阻害し、消費者のデータを誤用し権利を侵害するような強大な力を持ったことを問題視している。

先月にはインターネット企業による独占的行動阻止を目的とした規則の草案を発表した。

SAMRはまた、インターネット業界は独占禁止法の対象外ではないと警告。すべての企業が法と規則に厳密に従い、公正な競争を維持するよう促した。

「今回の罰金は、インターネット部門に対する反独占監視の強化を意味する」と強調した。

アリババは2014年にインタイム・リテールに6億9200万ドル投資し、17年には26億ドルで非上場化した。同社は中国で29の百貨店と17のショッピングモールを展開している。

チャイナ・リテラチュアは18年8月にニュー・クラシックス・メディアの全株式を取得した。

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