- 2021/01/08 掲載
午前の日経平均は続伸、バブル後高値更新 2万8000円回復を意識
TOPIXは1.00%高で午前の取引を終了。昨年来高値を更新した。東証1部の売買代金は1兆4522億円。東証33業種中、ゴム製品、パルプ・紙、非鉄金属など27業種は値上がり。半面、空運業、不動産業、精密機器など6業種は値下がりした。
市場からは「バイデン政権下で追加経済対策や大規模な財政出動が行われ、米国経済が回復するとの期待から、日本株市場でも幅広い業種で買われている。3連休前の週末だが、後場もしっかりした動きとなるのではないか」(東洋証券・ストラテジスト、大塚竜太氏)との声が聞かれた。
また、きょうは指数寄与度の高い銘柄が相場を押し上げたほか、「ドル/円相場が円安に振れていることも支援材料となっているようだ」(大塚氏)という。
個別では、東京エレクトロンが上場来初の4万円台に乗せ、上場来高値を更新した。米半導体大手マイクロン・テクノロジーの好決算が連想買いを誘い、半導体関連株で物色が活発になった。
その他、キユーピー、GMOインターネットなども高い。
東証1部の騰落数は、値上がり1501銘柄に対し、値下がりが586銘柄、変わらずが98銘柄だった。
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