• 2021/01/27 掲載

EU向けワクチン供給遅延、契約決定の遅さが影響=アストラゼネカCEO

ロイター

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[ベルリン 26日 ロイター] - 英製薬大手アストラゼネカのソリオ最高経営責任者(CEO)は独紙ウェルトのインタビューに応じ、新型コロナウイルスワクチンの欧州連合(EU)向け供給が遅れている問題について、EU側の契約決定が遅くなったため、他社との生産提携によって生じるさまざまな問題を解決する時間が十分に取れなかったと述べた。

アストラゼネカは22日、生産面で問題が発生したことを理由に、オックスフォード大学と共同開発したワクチンの3月までのEU向け供給量を削減すると表明。この時点であるEU高官は、6割が削減されて供給量は3100万回分にとどまるとの見通しを示していた。ラトビアのリンケービッチ外相は、EU加盟各国としては当初の予定通り供給されなければアストラゼネカを提訴することも辞さないと発言しており、EU内の不満の高まりが透けて見える。

ただソリオ氏は、本来こうした問題に対応するには3カ月早く契約を結ぶのが理想的だったとの見方を示した。EUは昨年8月、アストラゼネカから3億回分を7億5000万ユーロで購入し、追加で1億回分の供給を受けるオプション付きの契約を締結。英国と米国はそれより早い5月に同社と契約していた。

またソリオ氏は、EUと合意した供給量はあくまで「努力目標」であり、法的拘束力はないと主張し、当時のEUは英国より3カ月遅く契約したのに、ともかく英国と同じタイミングで供給してほしいと要望していたからだと説明した。

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