- 2021/01/27 掲載
時差通勤で最大20ポイント=JR東、3月15日から
JR東日本は27日、朝の通勤ラッシュ時間帯を避けて鉄道を利用するとポイントがもらえるサービスを3月15日に始めると発表した。IC乗車券「Suica(スイカ)」の通勤定期券の利用者が対象で、時間帯により1回当たり最大20ポイント(20円相当)を付与する。新型コロナウイルスの感染拡大が長期化する中、通勤ラッシュの分散化を後押しする。
付与されるのは同社のJREポイントで、専用サイトで登録すると参加できる。山手線、京浜東北線など首都圏の28線区、390駅について、駅ごとに1時間半のピーク時間帯を設定。ピーク前の1時間以内に入場すると15ポイント、ピーク後の1時間までは20ポイントがもらえる。
ポイントは2カ月ごとに集計して付与。1ポイント=1円で、駅ビル内での買い物や飲食などに利用できる。
来年3月末まで実施し、通勤ラッシュの混雑緩和効果を調べる。検証結果は将来、混雑時間帯は利用できない代わりに割安な「オフピーク定期券」などを検討する際の参考にする。
【時事通信社】 〔写真説明〕通勤客などで混雑するJR新宿駅前の様子=東京都新宿区
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