- 2021/02/05 掲載
社長の年齢、平均60歳超え=事業承継課題に―帝国データ
帝国データバンクは5日、国内企業の社長の平均年齢が2020年に前年比0.2歳上昇して60.1歳に達したと発表した。60歳を超えたのは1990年の調査開始以来初めて。経営者の高齢化と後継者難は深刻化しており「事業承継を進めないと倒産や廃業が増える」(情報統括課)と懸念される。
90年の平均年齢は54.0歳で、30年間に約6歳上昇した。都道府県別では秋田県(62.2歳)が最も高く、岩手県(62.0歳)、青森県(61.8歳)と続く。最も低いのは三重県(58.8歳)だった。
業種別では不動産業(62.2歳)が最高で、製造業は61.3歳、卸売業は61.0歳などとなっている。
同社のデータベースから約94万社分を集計した。
【時事通信社】
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