• 2021/03/15 掲載

中国鉱工業生産、1─2月は前年比+35.1% 回復が加速

ロイター

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[北京 15日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した1─2月の鉱工業生産は前年同期比35.1%増加し、昨年12月の7.3%増から伸びが加速した。ロイターがまとめた市場予想の30.0%増も上回った。

伸びが大幅だったのは主に昨年の生産が非常に大きく落ち込んだためとみられるが、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年1─2月と比較しても、生産は16.9%増加した。

国家統計局は、前向きな要因が増えているものの、中国経済回復の基礎はまだ盤石なものではないとの認識を示した。

1─2月の中国の経済活動は旧正月(春節)の影響で大きく振れることが多い。

1─2月の小売売上高は前年比33.8%増加。市場予想は32.0%増だった。昨年12月は4.6%増、2020年1─2月は20.5%減だった。

2019年1─2月との比較では6.4%増となった。

1─2月の固定資産投資は前年比35.0%増加。市場予想は40.0%増だった。2020年1─2月は24.5%減だった。

2019年1─2月との比較では3.5%増となった。

全体の6割を占める民間固定資産投資は、1─2月は前年比36.4%増。2020年通年では1.0%増だった。

国家統計局の劉愛華報道官は統計発表後のブリーフィングで、中国経済は依然、回復過程にあると述べた。

同報道官は、第1・四半期の経済は前年同期と比較して急回復を見せる可能性があるとしながらも、景気回復に不均衡がみられるため、消費への支援を強化する必要があるとした。

製造業の投資回復には時間が必要なうえ、小規模企業は依然として困難な状況に直面していると指摘。ただ、雇用は全般的にみて安定しているとし、消費者物価についても今年は妥当なレンジ内に収まるとの見通しを示した。

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