- 2021/07/13 掲載
米消費者のインフレ期待高まる、経済急回復を想定=NY連銀調査
1年先のインフレ期待の中央値は6月に4.8%と8カ月連続で上昇し、2013年の調査開始以来の高水準となった。5月は4.0%だった。3年先のインフレ期待は3.6%と横ばいだった。
労働市場に対する信頼感も高まった。1年後の米失業率が現在よりも上昇するとの見通しの平均は30.7%と5月の31.9%から低下し、過去最低を記録。今後1年以内に失業するとの見通しも10.9%と過去最低となった。
今後1年間の収入の伸び率(中央値)は0.1%ポイント上昇の2.6%と、パンデミック発生以降で最高となった。失業しても新たな職に就けるとの見通しの平均は54.2%と5月の54.0%から上昇した。ただ、依然としてパンデミック前の水準を大きく下回っている。
調査は1300世帯を対象にインターネットで行われた。
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