- 2021/12/04 掲載
最優秀にアサカ理研=福島民報の産業賞
福島民報社は3日、福島県内の優れた企業や団体をたたえる「ふくしま経済・産業・ものづくり賞」(ふくしま産業賞)最優秀の知事賞に、貴金属再生業のアサカ理研(郡山市)を選んだと発表した。パソコンや携帯電話の廃品などから回収した貴金属を、独自の精製・洗浄技術によって商品化。半世紀を超えてリサイクルに取り組み、業界で安定した地位を築いていることを評価した。
知事賞に次ぐ福島民報社賞は、小惑星「りゅうぐう」の表面に人工クレーターを造る衝突装置を開発し、試料採取に貢献した日本工機白河製造所(西郷村)と、リチウムイオン電池検査装置メーカーで地域の若者の雇用に力を入れるエコロニューム(南会津町)の2社に授与する。表彰式は来年2月4日。
ふくしま産業賞は、東日本大震災後の復興を後押しするため2015年に創設。7回目の今回は106件の申請があり、有識者らの委員会が選考した。
【時事通信社】
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